商船三井・株主総会　橋本社長「環境投資で長期成長確保」

　商船三井は22日に都内で定時株主総会を開催し、剰余金の処分や取締役の選任などの第1～6号議案が原案どおり可決された。事業説明は低・脱炭素化に関する取り組みが中心で、橋本剛社長は「当社は最近発表した環境ビジョン2.1の中で、2030年、35年という長期を見越して非常に巨額の投資を必要とするという見通しを立てている。幸いなことに前期、今期と比較的業績が好調なので、ここで稼いだ分を今後の必要な環境投資...