ロッテルダム港
1～9月取扱量は3億5100万トン
石炭・LNGが急増

　ロッテルダム港の今年1～9月の貨物取扱量は、前年同期比0.3%増の3億5100万トンだった。内訳では、石炭やLNGの取り扱いが大幅に増加する一方、鉄鉱石や農産品の取り扱いが減少。全体の取扱量はほぼ横ばいだが、ロシアによるウクライナ侵攻の影響と対ロシア制裁を背景に、貨物によって増減が目立った。コンテナ取扱量も、ロシア発着貨物のトランシップの減少により、4.4%減の1099万TEUとなった。 ...