日中コンテナ航路
春節前も荷動きの伸び鈍く
一部港湾の効率低下も影響薄

　日中航路のコンテナ荷動きは、春節前を迎えた今も鈍い状況が続いている。一部で「やや増加した」という船社もあったものの、例年に比べると輸入を中心に落ち込みが目立っている。今月上旬から中国のコロナ規制が緩和され、足元では中国国内で感染者が急増している。一部の港湾では、「作業効率が低下している」（船社関係者）との声も出ているが、貨物需要が減少していることもあり、現時点では大きな混乱は起こっていないようだ...