【連載】コンテナ船社、2030年への針路㊦
ネットゼロへGHG削減を加速

　主要コンテナ船社は2050年の温室効果ガス（GHG）排出ネットゼロに向けて、取り組みを加速している。2030年は中間目標年として位置づけ、同年ごろまでに最初のゼロエミッション燃料船の就航を目指す動きもある。一方で、ゼロエミッション燃料の大規模な確保と供給網の構築も課題だ。コスト面においても、従来燃料と比較して高いため、いかにして値差を埋め、利用を促進していくかが問われている。 ■2050年...