2025年8月12日
【<連載>長距離フェリー船社の舵取り④】
阪九フェリー
貨物・旅客とも需要増
人材確保やデジタル化注力
――貨物輸送事業の業績について伺いたい。
嶋津 神戸、泉大津航路ともにニーズが高く、貨物量は着実に増えている。2024年度の実績を見ると、消席率は前の年度と比べて5%ほど伸び、平均81%となった。2024年問題を含めたモーダルシフトの影響が大きい。有人トラック比率は40%前後で従前より4~5%程増加しており、陸送していたトラックがそのまま乗船している。モーダルシフトは最終的に無人トレーラ...
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