1. ニュース

コラム

2025年5月1日

【展望台】救世主になるまでの時間軸

 外国人トラックドライバー第1号が誕生した。さいたま市に本社を置く食品物流のアサヒロジスティクスがこのほど採用した。  2019年に始まった外国人の在留資格「特定技能制度」に続き

2025年4月30日

【展望台】日常にある価値

 記者のふるさとでは、ご近所のほとんどが農業を営んでいた。田んぼが広がる田舎道を、小中9年間通い続けた。一家総出で田植えや稲刈りをするのは当たり前。通学路にはサクランボの木々が立ち続き

2025年4月28日

【展望台】静観相場で手の打ちようは

 先行きの見えない状況に、航空貨物関係者はフラストレーションを溜めている。航空貨物の特性上、サプライチェーンに混乱やイベントリスクが生じると、需要は急増する。だが足元では様子見の荷続き

2025年4月25日

【展望台】「女性船員」がニュースでなくなる日

 1980~90年代の“世の中の当たり前”のどこに今の若者は違和感を持つのか――。クイズ形式で探っていく趣向のテレビ番組につい見入ってしまった。映し出されたのは鉄道会社の窓口に若い続き

2025年4月24日

【展望台】爆発物検査ミツバチ

 調べもので「爆発物検査」等のワードを頻繁に検索していたからだろうか。唐突に、ミツバチが爆発物を感知できるようになるためのトレーニング動画がおすすめに表示された。興味を引かれてクリ続き

2025年4月23日

【展望台】環境営業が物量を稼ぐ時代は

 国際海事機関(IMO)は今月開催した第83回海洋環境保護委員会(MEPC83)で、国際海運の温室効果ガス(GHG)排出ゼロ目標達成に向けた具体策を承認した。使用燃料のGHG強度を続き

2025年4月22日

【展望台】貨客船の時代

 先日、神戸大学海事博物で現在行われている企画展「神戸からの船出~近代日本・貨客船の光彩~」の巡回展を訪ねる機会があった。同展示は、世界中で船による定期航路が開設された20世紀前半続き

2025年4月21日

【展望台】万博が開幕

 13日、大阪・関西万博が開幕した。会場は夢洲(ゆめしま)。大阪港の夢洲コンテナターミナルに隣接した場所にある。大阪メトロではこれに先立ち、今年1月に中央線を延伸して設置した夢洲駅続き

2025年4月18日

【展望台】航空貨物はどこからどこへ

 国際航空運送協会(IATA)のワールドカーゴシンポジウム(WCS)が15~17日までドバイで開催された。米国の関税措置や中国の報復措置で航空貨物の荷動きが目まぐるしく変化する中、続き

2025年4月17日

【展望台】4年後の桜の季節に

 航空機を利用しての移動で窓際に座った時には、発着時に眼下に広がる空港や街並みを眺めるのが楽しみの一つだ。昼間であれば建物や郊外に広がる自然の姿を目と記憶に焼き付け、夜間であれば、続き

2025年4月16日

【展望台】AIブームの新たなトレンド

 話題に事欠かないAIの世界で、新たなトレンドとして昨年後半ごろから「AIエージェント」が盛り上がっているようだ。ただのAIと何が違うのか。AIエージェントは複数のAIモデルを統合続き

2025年4月15日

【展望台】野菜直売所のJIT

 「令和の米騒動」が話題だ。先日も全国的な米の価格高騰と品不足で、米を返礼品とする自治体のふるさと納税に想定以上の寄付があり、返礼できないケースも出たというニュースを見た。米に限ら続き

2025年4月14日

【展望台】分厚い「タリフ」を投げ捨てたくなる日

 トランプ米大統領が現地時間2日に発表した「相互関税」。その税率の高さに世界が目をむいた。中でも対中追加関税の税率は145%(10日、ホワイトハウス発表)と異次元の領域に入った。中続き

2025年4月11日

【展望台】この時季だからこそ

 花粉症じゃないことが特技の私は最近、「チャリ」にハマっている。仕事で、である。  都内の移動は主に電車、たまにバス、そして徒歩。でも実は目的地まで電車は大回りしており、直線続き

2025年4月10日

【展望台】物流の2024年問題開始から1年

 物流の2024年問題がスタートして1年が経った。振り返ると、昨年の今頃はトラックドライバーの残業規制開始がマスメディアでも大きく取り上げられ、国民への周知が進んだように思う。また続き

2025年4月9日

【展望台】物流のPayPayになるのは?

 財布を忘れて家を出ても動じなくなったのはいつからだろうか。というくらい、すっかり支払いのほとんどを電子マネー決済のPayPayに頼っている。友人数人と食事に行った時の、割り勘の支続き

2025年4月8日

【展望台】名前を出さない広告、名前を出す広告

 「靴をキャリーケースに入れるときはシャワーキャップを使うと便利」「使いかけの試供品のパウチは洗濯ばさみで底を挟むと自立するのでこぼれない」。先日、インスタグラムを眺めていたらライ続き

2025年4月7日

【展望台】船出へのメッセージ

 仕事終わり、夕刻。ひとり繁華街を歩いていると、真新しいスーツに身を包んだ若者たちのグループとすれ違う。この春に就職した新入社員が、研修後に同期たちと飲みに出ているのだろう。新しい続き

2025年4月4日

【展望台】PR手段としてのフェリー

 最近、フェリー旅を再開した。年末に東京九州フェリーで新門司港から横須賀港まで乗船し、今年3月末には大阪港から愛媛の東予港まで四国開発フェリー(オレンジフェリー)の「おれんじおおさ続き

2025年4月3日

【展望台】時を越えて息づくもの

 時代ものが好きだ。同郷の作家(故人)の時代小説はそれこそページが擦り切れるほど読んだし、時代劇映画やドラマも折に触れて楽しんでいる。最近では、インディーズ映画「侍タイムスリッパー続き