1. ニュース

コラム

2024年3月19日

【展望台】潮風に誘われて

 早朝にもかかわらず、搭乗前のゲートは多くの旅行者でにぎわっていた。年齢層はさまざま。近くの席で搭乗を待っている人たちは、会話から察するに、どうやらビジネスが目的のようだ。機側まで続き

2024年3月18日

【展望台】iPhone的革新を待つ

 今年のお正月、実家に帰省したついでにスマートフォンを機種変更した。数年前に購入したiPhone11をまだ使うと言い張ったが、両親から「もし壊れて連絡が取れなくなったら困る。前もっ続き

2024年3月15日

【展望台】運ぶ手間暇で示せること

 「これはある意味、経済合理性の無さで権力を示しているのかもしれない」。先日、とある古墳の前でそのようなことを思った。  旅行で奈良県を訪れた。お目当ては、長年の夢だった東大続き

2024年3月14日

【展望台】絶え間なく変化する

 「生き残るためには変化が不可欠だ。絶え間ない変化は決して容易ではないが、その変化が6000万トンの貨物をもたらし、経済を活性化し、人々の生活を向上させ、純粋に世界をより良い場所に続き

2024年3月13日

【展望台】歪んでいるようだ

 2月後半。祝日前日の午前1時前。降り立ったのは、見たことも聞いたこともない駅だった。あぁ、とあの感覚に襲われる。久しぶりにきた。いわゆる、終電寝過ごし愕然感。  最寄り駅沿続き

2024年3月12日

【展望台】耕し続けること

 記者の地元は古くから農業が盛んな土地柄で、「岡部家」も代々続く農家だ。一方で、多くの産業で人手不足が課題となる中、農業も例にもれず後継者不足が深刻化しており、担い手の多くは高齢者続き

2024年3月11日

【展望台】デジタルフォワーディングの次は

 ここ1年ほどでデジタルフォワーディングの機能を実装する日系フォワーダーが目立ってきた。いわゆるレガシー企業では郵船ロジスティクスや日新、鴻池運輸などがオンラインでの即時見積もりの続き

2024年3月8日

【展望台】カナダ砕氷船建造

 海外メディアのニュースを見ていて、船舶の大きさの単位として記事中で使用されている表記の細かな違いに目がとまった。周知のとおり、船舶の大きさの単位はこの業界固有の専門用語の1つ。大続き

2024年3月7日

【展望台】本屋の編集力

 数年前の引っ越しを機に電子書籍派になった。その一番の理由は本を置くスペースがいらなくなるから。思い入れのある十数冊だけは実家に残しほとんどを古本屋に売った。寂しさもあったけれど、続き

2024年3月6日

【展望台】自然災害との向き合い方

 フェリーに限らずスローな旅をするのが近年の趣味となっている。先日は上野から仙台まで新幹線ではなく、JR常磐線を使って北上した。常磐線沿線にはいくつかの港がある。茨城港、小名浜港、続き

2024年3月5日

【展望台】海を守るために

 関西で電車に乗ろうとすると駅や車内で、阪神と四国・九州を結ぶフェリーの広告を目にすることが多い。以前から貼られたりしているのだが、新型コロナの5類移行後は、フェリーの広告を見ると続き

2024年3月4日

【展望台】食品宅配市場の成長と輸送

 最近、冷凍の宅配弁当配送サービスのサブスクを始めた。平日、仕事終わりに家に帰ってから晩飯を作る元気がないことが増えたからだ。一人暮らしをする者なら恐らく誰もがそんな経験があるだろ続き

2024年3月1日

【展望台】ここねとひーくん

 小学館発行の少女漫画雑誌「ベツコミ」で2月13日、空港グランドハンドリングを物語として描くマンガ「ブルーフライト ~グラハン女子物語~」の連載が始まった。主人公のここね(当時13続き

2024年2月29日

【展望台】SAFを巡って

 「持続可能な航空燃料」(SAF)という言葉を頻繁に見かけるようになったのはここ数年のことだ。最近は、航空にかかわる話題では必ず登場するキーワードになった。航空業界における温室効果続き

2024年2月28日

【展望台】バランスの良い制度づくりを

 昨年秋頃から始まった港湾セミナーのシーズンは2月にピークを迎えた。振り返って数えてみると10月以降、現地参加させていただいたセミナーはおそらく13回ほど。ウェブ視聴を入れると20続き

2024年2月27日

【展望台】助けられた港取材

 港の取材においては、グーグルマップが必ずしも信頼できないなと感じた。先日、SITCの日中定期航路を歓迎するセレモニーの取材で茨城港・常陸那珂港区を訪れた。会場は北ふ頭の外貿地区。続き

2024年2月26日

【展望台】持続可能な無限のエネルギー

 国土交通省と資源エネルギー庁が開催した「『空のカーボンニュートラル』シンポジウム」(後日詳報)に、オンラインで参加していた。頭が痛くなるほど複雑な意味を持つ言葉や、濃厚な情報の豪続き

2024年2月22日

【展望台】「ただの引越し屋で終わる気か」

 「その笑顔が見たくて、今日も僕らは汗をかく」――。ある日、交差点で見かけた白いトラック。可愛いサルのキャラクターとともに、荷台に鮮やかな赤色でそう記されたキャッチコピーが大変印象続き

2024年2月21日

【展望台】太陽光発電の取り組みに注目

 脱炭素化に向けて再生可能エネルギーの活用に向けたさまざまな取り組みが進むなか、水上に浮体式の太陽光発電を設置するプロジェクトも近年は増えているようにみえる。海外メデイアの報道によ続き

2024年2月20日

【展望台】レジリエンスと航空フォワーディング

 コンテナ船社の紅海回避による航空貨物への影響は、少なくとも日本発着については限定的となっている。フォワーダーによるとスペース状況や見積もりの問い合わせはあるそうだが、実際に予約が続き