1. ニュース

コラム

2025年1月31日

【展望台】太平洋の物流逆流を考えられるか

 「コロンビアの2023年の花き類の輸出の約80%・約15億ドルは米国向けであり、追加関税が実行されれば、バレンタインデーや母の日の祝いに深刻な影響が出る可能性があった」(STAT続き

2025年1月30日

【展望台】開港50年・新滑走路の節目へ

 成田空港に関する四者協議会(国土交通省、千葉県、空港周辺9市町、成田国際空港会社)が24日に開催された。主な議題の一つは発着容量について。現在は年間30万回となっている成田空港の続き

2025年1月29日

【展望台】「カーゴ女子」を流行らせたい

 「カーゴ女子」という言葉を聞いたことがあるだろうか。先日ある取材で日本貨物鉄道(JR貨物)の東京貨物ターミナル駅について、紹介動画を拝見する機会があった。そこで案内役として登場し続き

2025年1月28日

【展望台】港と災害

 その一帯には、ポツリポツリとできたばかりの倉庫などが建っていた。ただ人が住んでいるようすはなく、その生活感を全く感じない光景が印象に残った。  先日、取材で東北の港を訪れた続き

2025年1月27日

【展望台】航空脱炭素への影響いかほど

 20日に発足した、第2次米トランプ政権。その新たな政策のうち、航空記者としてひとつ気になるのは、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」(2015年)からの脱退だ。石油資源の生産を続き

2025年1月24日

【展望台】2024年問題で賃金が上がる

 物価高騰が著しい。自宅近くのスーパーでは、1玉でキャベツが400円、白菜もレタスも300円台。葉物野菜が好きで家族からウサギ呼ばわりされている私には酷な環境だ(仕方なくモヤシにシ続き

2025年1月23日

【展望台】内航船員の最低賃金を考える

 昨年11月、2024年度の船員の最低賃金の引き上げ額が決定した。内航鋼船運航業の職員A、職員B、部員A、部員B、海上旅客運送業の職員、事務部職員、部員のいずれも月額9000円アッ続き

2025年1月22日

【展望台】早まる外部変化、機動的に対応を

 本紙では今年も主要日系フォワーダー8社に対し、国際物流の市場予測アンケートを実施した。筆者はこのアンケート記事を毎年担当しているが、各社の回答からは2025年は例年以上に不確実性続き

2025年1月21日

【展望台】米国の海事人材育成

 海事関係の人材の確保・育成が課題となる中で、米国においても海事関係の大学への対策が講じられているようだ。米国の西部で唯一といわれるカリフォルニア海事大学を強化するための計画が、州続き

2025年1月20日

【展望台】「タイパ」と教育

 年始に高校時代の恩師と飲んだ。髪の白いものはずいぶん増えていたが、早口で話す快活さは昔と変わらず安心した。我々がどれだけ手のかかる生徒たちだったか“お説教”を受けた後で、今の子ど続き

2025年1月17日

【展望台】例年と異なる港の年末年始

 今年度は日本港湾で年末年始例外荷役が実施されなかった。2001年度から継続して行われてきたが、今回は労使間の協議が整わなかった。港のユーザーである船社や、荷主による事前調整といっ続き

2025年1月16日

【展望台】ぬくもりのない文章

 少し前からグーグル検索をするとページ最上部にAIによる概要が時々表示されるようになった。試験運用中とのことで、わかりやすく調べたいことを引用元のリンクを明示したうえでまとめてくれ続き

2025年1月15日

【展望台】「魔の川」を超える年

 「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」は、新技術の製品化、事業化、社会実装までの過程でぶつかる3つの困難を指す言葉としてよく知られる。「魔の川」は、研究段階から製品開発の間にある続き

2025年1月14日

【展望台】航空と新幹線の組み合わせの意味

 航空貨物輸送の新領域開拓になるだろうか。UPSジャパンとJR九州はきょう14日から、北九州空港発のUPSのフレイターと九州新幹線を組み合わせた新サービスを開始する。鹿児島中央駅か続き

2025年1月10日

【展望台】国際拠点空港の節目と真価

 国際拠点空港が一つの節目を迎える。関西国際空港は3月末からの夏季スケジュールで発着容量が拡大する。中部国際空港は代替滑走路整備に関して2025年度に、これまでの「設計」から「着工続き

2025年1月9日

【展望台】はじまりはいつも大胆な1歩から

 昨年12月から、新たな担当分野としてNVOCC各社を取材させていただくことになった。関係各所へごあいさつしつつ、業界の空気感などを学んで1カ月ほどが経った頃、年の暮れにビッグニュ続き

2025年1月8日

【展望台】休み明けの不安

 この年末年始は「奇跡の9連休」などとも言われたが、一方で終わってみればニュースなどでは「休暇ロス」という言葉を見る。記者は年末に体調を崩し、「寝年末」を過ごした。ただ、年明けには続き

2025年1月7日

【展望台】乗り越えてきた自信を未来に繋げ

 新年明けましておめでとうございます。さて、本稿が掲載される1月7日には、どのような景色が広がっているだろう。振り返ると2024年の正月は能登半島地震、翌2日には羽田空港の滑走路上続き

2024年12月27日

【展望台】年末最終発行日にあたり

 今回なにを書こうか迷ったけれど、せっかく年末の最終発行日に本欄が回ってきた。今年のトピックスを振り返ろうと思う。  年始から業界をにぎわしていたのは、本年の物流業を代表する続き

2024年12月26日

【展望台】“レッドシー”の1年

 あと少し残すだけとなった2024年の海運業界のキーワードはやはり“紅海情勢”だ。“航海”と区別するために“レッドシー”と言われることが多いが、業界の方々とお話ししていてこの言葉を続き