1. ニュース

コラム

2018年5月22日

【展望台】成田、貨物拠点機能強まる

 成田空港が20日、開港40周年を迎えた。  成田は開港時もその後も、激しい反対運動によってなかなか計画通りの発展を遂げてこれなかった歴史がある。しかし、時代は移り変わり、先ごろ続き

2018年5月21日

【展望台】中計の姿と実行力

 時代の変化を明確に反映した。日本郵政グループの2020年度までの新たな中期経営計画では、郵便・物流事業の経営資源を「郵便」から「荷物」にシフトする方針を打ち出した。「荷物」のカテ続き

2018年5月16日

【展望台】成田空港外徒歩紀行

 成田空港B滑走路の東側に成田市公設地方卸売場市場が移転、整備される。開場は2020年度の予定だ。ワンストップ輸出拠点施設などが新たに整備され、輸出に必要な手続きを1カ所で可能とす続き

2018年5月15日

【展望台】市況が上がると人も動く?

 海運マーケットが上昇基調になると、同業の海運会社に移籍したり、全く別の道に進んだりと、人の移動が起こりやすい――。こんな話を聞く。  市況低迷時に減損処理などの手を打ち、マーケ続き

2018年5月14日

【展望台】時代で変わる“謙虚さ”

 学生のころ、「良い仕事をする人は謙虚だ」という教えを受けた。自身が持つ能力の水準に関わらず、常にその分野の学習を怠らず、情報のインプットを繰り返す人々を指してそう言われた。それか続き

2018年5月11日

【展望台】日本の風向きが変化した

 日本政府は、中国の広域経済圏構想である「一帯一路(新シルクロード政策)」に歩み寄る姿勢だ。  日中両政府は、一帯一路に関わるアジアでのインフラ整備で、官民協議会を設置する。9日続き

2018年5月10日

【展望台】物流志向?の大手船社

 先月に明らかになったコンテナ船第3位、CMA-CGMによる大手物流会社シーバ・ロジスティクスへの出資は、やはり大きな関心を招いているようだ。  CMA-CGMと言えば、確かに物続き

2018年5月9日

【展望台】「立ち席」に思う選択基準

 大型連休に東京から長野に向かう時に「立席特急券」を利用した。北陸新幹線「かがやき」など全席指定の新幹線で指定席が完売すると発売され、指定された車両のデッキに立って乗ることができる続き

2018年5月8日

【展望台】南北融和の影響

 今年のゴールデンウイーク(GW)はスウェーデンで開催された世界卓球に熱中した。日本男子は準々決勝で接戦の末、惜しくも韓国に敗れたが、日本女子は銀メダルを獲得した。ニュースで話題に続き

2018年5月7日

【展望台】韓国海運の将来像

 3月末、韓国船社の長錦商船と興亜海運が、コンテナ船事業を統合に向けた準備を始めることが明らかになった。2社はともに日本の主要港や地方港で日韓航路を運航しているほか、韓国―東南アジ続き

2018年5月1日

【展望台】成田空港、40年の変貌

 成田空港の2017年度(17年4月~18年3月)の空港運用状況が発表された。同年度の国際航空貨物取扱量は228万2097トンで、過去最高だった04年度の229万7555トンに1万続き

2018年4月27日

【展望台】4万トンから11万トンへ

 航空貨物運送協会(JAFA)がまとめた3月の日本発航空輸出混載貨物実績は、重量が前年同月比21.6%増の11万7464トンと20カ月連続のプラスだった。単月実績での11万トン超え続き

2018年4月26日

【展望台】国内航空貨物とリニア開業

 「リニア中央新幹線の開業によって三大都市圏が約1時間で結ばれ、世界からヒト、モノ、カネ、情報を引き付け、世界を先導するスーパー・メガリージョンが形成されることが期待される」――。続き

2018年4月25日

【展望台】陸上と海上の通信格差

 情報通信技術やIoT(モノのインターネット)の活用に関心が高まるなか、その技術を通信インフラとして支える海事衛星通信の分野でも事業者の活動が活発だ。今月中旬に開かれた国際海事展「続き

2018年4月23日

【展望台】空港ランクから見えるもの

 国際貨物取扱量で世界トップの香港空港と上海・浦東空港の差が200万トンを超えた。2017年実績で、フランクフルト空港に相当する規模だ。13日付で掲載した、国際空港評議会(ACI)続き

2018年4月20日

【展望台】アナログ最大のメリットは

 仕事で使う資料の電子化に、取り組んでいない。記者と言えば、大量の資料の山に囲まれ、締め切りに追われて必死でペンを走らせる姿を思い浮かべる方もいるかもしれない。しかし実際には原稿を続き

2018年4月19日

【展望台】高付加価値化のチャンス?

 コンテナ船サービスがコモディティ化した、と言われて久しい。ごく一部の例外を除いてサービスそのもので差別化を図り、他社より高い運賃を得る、というビジネスモデルはコンテナ船業界でほと続き

2018年4月18日

【展望台】霧のターナー

 展覧会「ターナー 風景の詩」を見てきた。日本国内を巡回しており、北九州市の後、関西では京都での開催があり足を運んだ。東京、郡山でも開催が予定されている。ジョゼフ・マロード・ウィリ続き

2018年4月17日

【展望台】中間商品の復権

 国際物流における中間商品、国際フェリー・RORO船サービスの拡充の動きが目立つ。同サービスはコンテナ船に比べると価格は高いが高速輸送が可能で、航空輸送に比べると高速性では及ばない続き

2018年4月16日

【展望台】ドレージ不足、その背景

 主要港を中心に、ドレージ不足が年々深刻化している。ドレージとはトレーラーを使用した海上コンテナの陸上輸送を指すが、主たる要因とされているのがドライバー不足だ。「これからさらに悪く続き