1. ニュース

記者座談会

2024年4月3日

【記者座談会・海運この1カ月】 東京港・大井ふ頭で再編始動 アライアンス再編で港湾間競争も激化

 国内最大のコンテナ港湾である東京港の大井ふ頭で、いよいよ再編整備が始まる。再編後の姿は今後、関係者間の協議によって決まっていく見通しだが、ターミナルの一体運営やデジタルトランスフ続き

2024年4月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】 CMA-CGM、ボロレ・ロジ買収完了 郵船ロジが空港上屋、熊本TSMC第2弾

 話題に恵まれた1カ月だった。コンテナ船大手のCMA-CGMがボロレ・ロジスティクスの買収を完了した。郵船ロジスティクスは同社グループとして初めて中国で空港上屋事業に参入する。1月続き

2024年4月1日

【記者座談会・航空この1カ月】 韓国新政策でオープンスカイ拡大 IATAがデジタル憲章制定、DX推進

 韓国が空港・航空の新たな国家政策として、オープンスカイの締結国を現在の50カ国・地域から2030年までに中国、欧州連合(EU)など20カ国増やす方針を示した。大韓航空とアシアナ航続き

2024年3月5日

【記者座談会・海運この1カ月】 オーシャン・アライアンスが延長 コンテナ船社、再編に注目

 コンテナ船社のアライアンス体制に変化が生じている。MSCとマースクによる2Mが来年1月末で解消し、同年2月からはマースクとハパックロイドによる「ジェミニ・コーポレーション」が立ち続き

2024年3月4日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】FWD業績反動減続く、NXHDが新中計 日本発航空輸出25カ月ぶり増加

 荷動きが伸び悩み、大手フォワーダー(FWD)の業績は反動減が続いた。NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は2024年12月期からの新たな中期経営計画を発表。M続き

2024年3月1日

【記者座談会・航空この1カ月】 日本航空が自社フレイター運航再開 SJX大型フレイターで台湾系第三極も

 日本航空が約13年ぶりに自社フレイターの運航を再開した。DHLエクスプレスとのパートナーシップでベース収入を確保し、東アジア域内の越境eコマース(EC)やエクスプレス貨物などを取続き

2024年2月5日

【記者座談会・海運この1カ月】 25年はアライアンスの転換期に マースクとハパックロイドが提携

 2025年はコンテナ船業界の勢力図が大きく変わる。マースクとハパックロイドは先月、長期業務提携「Gemini Cooperation(ジェミニ・コーポレーション)」を来年2月に立続き

2024年2月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】 23年日本発航空輸出記録的低水準 欧向け海上緊急チャージや代替ルート

 2023年の日本発航空輸出は記録的な低水準に沈んだ。2年連続の全月マイナスとなり、通年実績は00年以降で最低だった。欧州航路のコンテナ船の紅海回避による航空貨物への影響は、24年続き

2024年2月1日

【記者座談会・航空この1カ月】 羽田衝突事故で国内線中心に欠航 日航が社長交代で鳥取専務

 能登半島地震が発生した翌2日に羽田空港で衝突事故が起こった。国内線を中心に大幅な欠航・遅延が発生したほか、国際線でもダイバートなどもあり、物流面で影響が出た。一方、日本航空は4月続き

2023年12月28日

【記者座談会・国内港湾この1年】新たな戦略港湾政策で議論開始 情報セキュリティ確保と脱炭素が加速

 今年は、新たな「国際コンテナ戦略港湾政策」の進め方について議論がスタートした。新型コロナウイルス禍の国際海上輸送の混乱でトランシップサービスの輸送日数が従来よりも大幅に延びたこと続き

2023年12月27日

【記者座談会・コンテナ船この1年】コンテナ船市況は正常化 アライアンス体制に変化の兆

 2023年のコンテナ船市況は、コロナ禍に伴う好市況から一転、正常化に向かった。運賃水準がコロナ以前に戻る一方で、市況の乱高下の影響を抑えるため、事業を多角化する動きも目立った。ア続き

2023年12月26日

【記者座談会・ロジスティクスこの1年】2024年問題対応で政策パッケージ 熊本・九州が半導体で脚光

 2023年は日本の物流に焦点が当たった。2024年問題を控えて政策パッケージや緊急パッケージが示され、荷主、物流事業者は対応策を打ち出した。物流改善や従来の商習慣の見直しが強く求続き

2023年12月25日

【記者座談会・フォワーディングこの1年】航空輸出、2000年以降で最低に 利益率コロナ禍前維持、底で議論

 2023年の日本の航空輸出マーケットは低調なままで推移した。新型コロナウイルス禍は収束したものの、国・地域や産業・企業によって回復具合には差があり、輸出混載重量は2000年以降で続き

2023年12月22日

【記者座談会・空港この1年】旅客復便で羽田の国際貨物増加 成田は新貨物地区の稼働固まる

 日本はじめアジアの空港でも国際線旅客便の復便が進んだ2023年。日本の国際線旅客便の回復率も年末までに7割を超え、特に羽田空港はコロナ前以上の便数が運航されるようになった。国際貨続き

2023年12月21日

【記者座談会・航空会社この1年】国内外で貨物機巡り新たな戦略 コロナ収束で貨物収入が大幅減

 新型コロナウイルスの完全収束を感じさせた2023年。国際線旅客便の回復で航空会社の旅客事業も急回復を見せたが、昨年まで活況だった航空貨物の荷動き・運賃もコロナ前への逆戻りを感じさ続き

2023年12月5日

【記者座談会・海運この1カ月】荷動き需要回復も運賃下落響く コンテナ船社、減益・赤字が続く

 コンテナ輸送需要が回復する一方で、新造船の就航ラッシュにより、供給過多の状況が続く。先月は主要コンテナ船社の第3四半期(7~9月)決算の発表が相次いだが、需給軟化に伴う運賃下落で続き

2023年12月4日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】NXHD社長交代、グローバル推進継続 主要物流企業の上期決算は低調

 NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は来年1月1日付で齋藤充代表取締役社長社長執行役員が代表取締役会長となり、後任に堀切智副社長執行役員(日本通運代表取締役社続き

2023年12月1日

【記者座談会・航空この1カ月】中国発運賃が前年並み高値に 日本発着の貨物便は減少も

 国際航空貨物輸送のピークシーズンが佳境に入った11月は、香港や上海発の運賃が昨年並みまで上昇した。特に需要の高い米国向けでは前年を上回る高値となる時期もあり、中国発の貨物需要だけ続き

2023年11月6日

【記者座談会・海運この1カ月】コンソーシアムの行く末は? コンテナ船、欧州委が独禁法適用除外措置を終了

 コンテナ船社のコンソーシアムを巡って新たな動きがあった。今年初めにMSCとマースクによる「2M」が2025年に解消されることが明らかになったが、先月には欧州委員会がコンソーシアム続き

2023年11月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】大型プロジェクトのTSMC搬入開始 航空輸出一部改善も本格回復に時間

 台湾TSMCの熊本新工場向け半導体装置の輸送が始まった。半導体サプライチェーンがグローバルで大きく変化していく中、大型プロジェクト(PJ)案件でのロジスティクスの取り組みに大きな続き