1. ニュース

記者座談会

2024年12月4日

【記者座談会・海運この1カ月】新アライアンス体制へ準備着々 国内港湾は年末年始荷役不実施

 来年2月のコンテナ船社アライアンスの再編に向けて、準備が加速する。来期の長期契約交渉が今後、本格化していく中、新たなサービス体制の強みを訴え、顧客の取り込みを図る。日本港湾では2続き

2024年12月3日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】大手FWD増収、減益幅縮小傾向 日本発航空2年ぶりの高水準

 物流企業の9月期末決算は、大手フォワーダー(FWD)が増収幅を拡大し、減益幅をおおむね縮小傾向にある。航空、海運ともに同期に上昇した仕入れ価格の転嫁がある程度進んだ結果とみられる続き

2024年12月2日

【記者座談会・航空この1カ月】空港輸入で新オペレーション 成田で第8貨物ビルが供用開始

 成田国際空港と関西国際空港の輸入で新たなオペレーションが始まった。輸入貨物を引き取るトラックドライバーが上屋でのスロットを予約するもので、物流の2024年問題の対応や現場業務効率続き

2024年11月6日

【記者座談会・海運この1カ月】7~9月期決算は好調 主要コンテナ船社、輸送量増加で

 主要コンテナ船社の7~9月期決算が好調だ。コンテナ輸送量の増加や、前年同期と比較して高い運賃水準を背景に、大幅な増収増益となっている。通年の決算予想も上方修正する動きが相次いでい続き

2024年11月5日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】NXHD、国内東西に社内カンパニー 外資FWD大手、2年ぶり増益に

 NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)が進める、傘下の日本通運の国内大再編の詳細が明らかになった。東京・大阪・名古屋の3大首都圏を管轄する3ブロックを顧客、事業続き

2024年11月1日

【記者座談会・航空この1カ月】長期契約運賃は大幅値上げに B767F型機の生産27年で終了

 日本発輸出航空貨物の長期契約運賃(ファイルレート)の10月改定交渉で、欧米向けは、大幅な値上げで航空会社とフォワーダー(FWD)は契約したもようだ。航空会社、FWDともに低い運賃続き

2024年10月3日

【記者座談会・海運この1カ月】新サービス武器に集荷加速へ コンテナ船社アライアンス再編

 来年2月からコンテナ船社のアライアンスが再編されるが、先月は各グループの新たなサービス体制の発表が相次いだ。日本においても来期の長期契約交渉に向けて、新体制の利点を強調し、営業を続き

2024年10月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】シェンカーの売却先、DSVに ラピダス半導体物流が動き出す

 物流業のグローバル大手の大型M&A案件が固まった。ドイツ鉄道によるDBシェンカーの売却先は、DSVに決まった。買収額は143億ユーロ(約2兆3200億円)で、過去最大規模。DSV続き

2024年10月1日

【記者座談会・航空この1カ月】米向け航空貨物事前情報強化進む デミニミスで繊維・アパレル除外

 米税関・国境警備局(CBP)と米運輸保安局(TSA)が8月21日付で「航空貨物事前スクリーニング」(ACAS)を強化して以降、セキュリティ強化の施策が相次いで打ち出され、同様の取続き

2024年9月4日

【記者座談会・海運この1カ月】10月ストへの懸念高まる 北米東岸港労使交渉、市況にも影響

 北米東岸港湾の労使交渉が停滞している。現行労働協約は9月末を期限としており、残り1カ月を切った。仮に妥結に至らなければ、10月以降に東岸全域で港湾ストライキが発生する可能性が高ま続き

2024年9月3日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】大手FWD増収減益、仕入れ高騰で 日本発航空輸出は単月今年最高

 物流企業の6月期末決算は、大手フォワーダー(FWD)が増収減益となった。航空、海運ともに販売価格が上昇したが、仕入れの高騰により、数量の伸びに利益が追いつかない厳しい環境。物流業続き

2024年9月2日

【記者座談会・航空この1カ月】成田物流機能強化を国家PJで 岸田首相指示で取り組み加速へ

 成田空港の国際航空物流拠点機能強化を国家プロジェクト(PJ)として推進していく方針が表明された。岸田文雄首相が指示し、国は千葉県の要望なども踏まえ、国家戦略特区制度の活用やインフ続き

2024年8月5日

【記者座談会・海運この1カ月】運賃市況が調整局面に コンテナ船社、上期決算は想定以上

 コンテナ船市況が調整局面に入りつつある。東西基幹航路を中心に7月以降、臨時便や新規航路の開設が相次ぎ、供給量が増えている。春以降、スポット運賃が右肩上がりで上昇してきたが、直近数続き

2024年8月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】また大型M&A、SBSHDがNSKロジ買収 日本発海上逼迫続く、外資大手業績改善

 7月も物流業界の大型M&Aが表面化した。SBSホールディングス(HD)が日本精工(NSK)の物流子会社、NSKロジスティックスを買収する。コンテナ船の日本発スペースの逼迫は、イン続き

2024年8月1日

【記者座談会・航空この1カ月】航空燃料で「不足」と「SAF」 関西3空港、新飛行経路案に合意

 航空燃料を巡る動きがあった。航空燃料不足で外国航空会社の新規就航が見送られている事態を踏まえ、国は行動計画をまとめた。一方、持続可能な航空燃料(SAF)では全日本空輸(ANA)の続き

2024年7月3日

【記者座談会・海運この1カ月】世界各地のストが懸念材料に コンテナ物流、港湾混雑もボトルネック

 コンテナ船市況の高騰が続く中、新たな懸念事項が浮上している。今年9月に現行労働協約が期限を迎える北米東岸港湾において、労使交渉が6月中旬から停止されたほか、欧州港湾においてもフラ続き

2024年7月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】アジア向け「買い負け」対応急ぐ セイノーHD、三菱電機ロジ買収

 日本発の海上輸送で、スペースを確保できない「買い負け」の影響が広がっている。アジア域内航路でもスペース不足と運賃急騰が起こり、フォワーダー(FWD)・NVOCCは対応を急いでいる続き

2024年7月1日

【記者座談会・航空この1カ月】 成田新貨物地区が30年代初頭供用 アシアナ貨物はエアインチョンに

 成田国際空港会社(NAA)は空港東側地区で整備する新貨物地区について、2030年代初頭に供用する計画を示した。「新しい成田空港」構想の検討会で、中間とりまとめ改訂版として具体的な続き

2024年6月5日

【記者座談会・海運この1カ月】運賃高騰でコロナ禍再来の声 コンテナ船市況、日本の「買い負け」も懸念

 コンテナ船市況が急騰している。4月ごろからコンテナ荷動きが急激に増加する一方で、紅海情勢の悪化に伴う迂回や港湾混雑により、供給制限が深刻化。需給が逼迫し、運賃が週を追うごとに上昇続き

2024年6月4日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】アルプス物流、ロジスティード傘下へ 主要物流企業決算、国際低迷響く

 ロジスティードによるアルプス物流のM&Aが公表された。アルプス物流がロジスティードによるTOB(株式公開買い付け)への賛同を表明、TOBは8月中旬開始の予定で、両社は資本業務提携続き