1. ニュース

記者座談会

2025年5月8日

【記者座談会・海運この1カ月】米関税・中国船措置の影響懸念 コンテナ船、中国発米国向け減少で欠便増

 米国の関税施策や、米国通商代表部(USTR)が発表した米国寄港地時における中国関連船への入港料課徴施策によるコンテナ船への影響が懸念されている。大幅なコスト増につながるほか、需給続き

2025年5月7日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】航空FWD、KS/RA対応に腐心 欧米物流大手決算は明暗分かれる

 国際航空貨物輸送のセキュリティ確保と物流円滑化を目的とするノウンシッパー(KS)/レギュレーテッドエージェント(RA)制度の要件変更が、航空貨物の現場で大きな課題となっている。欧続き

2025年5月1日

【記者座談会・航空この1カ月】米関税措置で荷動き変化注視続く 成田新滑走路、29年3月31日供用

 トランプ米政権が4月2日に関税措置を発表したことを受け、国際物流業界全体がその影響を注視しながら足元での対応を図る1カ月でもあった。航空貨物業界では中国発米国向け一般貨物のキャン続き

2025年4月3日

【記者座談会・海運この1カ月】24年は想定以上の好決算 コンテナ船社、今年は減益予想

 コンテナ船社の2024年決算は想定以上の好業績となった。紅海から喜望峰への迂回に加え、コンテナ荷動きが予想以上に伸びたことで運賃市況が高騰。コロナ期に次ぐ利益水準となった。一方で続き

2025年4月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】 物流新社長続々、郵船ロジ新体制 新中計も続々、航空輸出TC3が堅調

 物流業界で新社長が続々と誕生している。郵船ロジスティクスは、新設したグローバル統括会社と日本事業会社による新体制をスタートした。近鉄グループホールディングス(GHD)、SGホール続き

2025年4月1日

【記者座談会・航空この1カ月】カートン単位の爆検開始も農水除外 納入遅れで貨物機発注キャンセルも

 国際航空貨物輸送のセキュリティ確保と物流円滑化を目的とするノウンシッパー(特定荷主=KS)/レギュレーテッドエージェント(特定航空貨物利用運送事業者など=RA)制度の厳格化で3月続き

2025年3月5日

【記者座談会・海運この1カ月】コンテナ市況の不確実性高まる 紅海情勢や米国の関税政策・中国船措置で

 2025年のコンテナ船マーケットは、不確実性が高くなっている。米国では新政権への移行後、関税の引き上げに着手したほか、中国船社や中国建造船に対する米国港湾における巨額の入港料の課続き

2025年3月4日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】SGHDが台湾モリソン買収 NXHDはM&A投資倍増、LCL新チャージ

 物流業界でまた大型M&Aが公表された。SGホールディングス(HD)が台湾フォワーダー(FWD)、モリソン・エクスプレス・ワールドワイド・コーポレーションの全株式を取得して買収する続き

2025年3月3日

【記者座談会・航空この1カ月】 KS/RA制度厳格化で検討・対応苦慮 中部空港代替滑走路、28年3月末供用

 国際航空貨物輸送のセキュリティ確保と物流円滑化を目的とするノウンシッパー(特定荷主=KS)/レギュレーテッドエージェント(特定航空貨物利用運送事業者など=RA)制度厳格化への対応続き

2025年2月5日

【記者座談会・海運この1カ月】アライアンス再編で信頼性回復へ コンテナ船社、紅海回帰時期が市況を左右

 今月からコンテナ船社のアライアンスが再編された。コンテナ船の運航スケジュールの乱れが常態化する中、信頼性回復に向けて取り組んでいく。市況に関しては、ガザ停戦合意により、紅海の通航続き

2025年2月4日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】 24年日本発航空は増加も回復途上 FWD新卒採用積極化、中途も多角化

 航空貨物運送協会(JAFA)がまとめた2024年年間の日本発航空輸出混載実績は3年ぶりに増加に転じた。ただ、回復は道半ば。コロナ前の水準とは乖離しており、00年以降の最低だった2続き

2025年2月3日

【記者座談会航空この1カ月】 KS/RA制度厳格化で波紋大きく 成田空港、「34万回」で運用へ

 国際航空貨物輸送のセキュリティ確保と物流円滑化を目的とするノウンシッパー(特定荷主=KS)/レギュレーテッドエージェント(特定航空貨物利用運送事業者など=RA)制度での貨物検査が続き

2024年12月27日

【記者座談会・国内港湾この1年】新しい戦略港湾政策がスタート サイバー対策で港湾が重要インフラに

 国際コンテナ戦略港湾政策が新たなフェーズに入った。今年は、国土交通省の「新しい国際コンテナ戦略港湾政策の進め方検討委員会」で、2024年度からおおむね5年間で取り組むべき施策の方続き

2024年12月26日

【記者座談会・コンテナ船この1年】航路迂回でコンテナ船市況改善 アライアンス再編で4大グループに

 2024年のコンテナ船マーケットは、当初予想されていた供給過剰から一転、紅海情勢の悪化に伴う航路迂回により需給が逼迫し、運賃が高騰した。コンテナ船社の決算もコロナ期には届かないも続き

2024年12月25日

【記者座談会・ロジスティクスこの1年】M&A活発、FWD世界最大手が交代 日系大手は大規模組織改編

 世界のフォワーダー(FWD)大手はグローバルでの事業規模拡大、多角化、競争力強化へ、M&Aを引き続き積極的に実行している。グローバルのFWDランキングは上位が変動し、業績面での最続き

2024年12月24日

【記者座談会・フォワーディングこの1年】買い負けで海上・航空とも運賃高騰 顧客転嫁難航でFWDの収支悪化

 2024年の日本発のフォワーディング市場は、海上と航空で異なる様相を呈した。海上輸出は紅海情勢の影響、北米港湾でのストライキ懸念といった混乱があって夏から秋に一時増勢したものの、続き

2024年12月23日

【記者座談会・空港この1年】成田は東側貨物地区に集約へ アジア中心に機能拡張計画相次ぐ

 空港分野では、日本の国際拠点空港に関する機能強化の具体策がまとまった年でもあった。成田空港では滑走路延伸・増設といった「さらなる機能強化」を踏まえる形で貨物・旅客施設のレイアウト続き

2024年12月20日

【記者座談会・航空会社この1年】運賃大幅上昇で日本がアジアの一部 日航・ヤマト運輸のフレイター就航

 2024年は、アジア全体から欧米向けの運賃が大幅に上昇した1年だった。23年秋以降、大量の中国発越境eコマース(EC)の航空出荷が欧米向けに始まり需要が急増する一方、航空機メーカ続き

2024年12月4日

【記者座談会・海運この1カ月】新アライアンス体制へ準備着々 国内港湾は年末年始荷役不実施

 来年2月のコンテナ船社アライアンスの再編に向けて、準備が加速する。来期の長期契約交渉が今後、本格化していく中、新たなサービス体制の強みを訴え、顧客の取り込みを図る。日本港湾では2続き

2024年12月3日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】大手FWD増収、減益幅縮小傾向 日本発航空2年ぶりの高水準

 物流企業の9月期末決算は、大手フォワーダー(FWD)が増収幅を拡大し、減益幅をおおむね縮小傾向にある。航空、海運ともに同期に上昇した仕入れ価格の転嫁がある程度進んだ結果とみられる続き