1. ニュース

記者座談会

2023年11月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】大型プロジェクトのTSMC搬入開始 航空輸出一部改善も本格回復に時間

 台湾TSMCの熊本新工場向け半導体装置の輸送が始まった。半導体サプライチェーンがグローバルで大きく変化していく中、大型プロジェクト(PJ)案件でのロジスティクスの取り組みに大きな続き

2023年11月1日

【記者座談会・航空この1カ月】航空貨物、運賃・物量が回復鮮明 船社系貨物航空の動きも活発化

 アジアの国際航空貨物市場は、2年ぶりにピークシーズンの到来を予感させる荷動きだ。香港、仁川空港の国際貨物量が9月は前年超えとなり、特にアジア出しの貨物量の回復が鮮明。これを受け、続き

2023年10月4日

【記者座談会・海運この1カ月】欧米向けでスポット運賃下落続く コンテナ船、需給環境改善へ尽力

 コンテナ船マーケットは9月に入り、東西航路で運賃下落が進んでいる。国慶節明け以降のスポット運賃が来年の長期契約交渉にもつながってくるため、コンテナ船社は需給環境の改善に向けて供給続き

2023年10月3日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】停滞下の航空運賃改定で戦略苦慮 成田にヒューリック1000億円投資

 フォワーダー(FWD)と航空会社の間での長期契約運賃(ファイルレート)交渉は、需要減を受け妥結運賃は下落したようだ。需給に不透明感がある中、FWDの購買戦略では短期・中長期的な視続き

2023年10月2日

【記者座談会・航空この1カ月】 ピーク期へ荷動き改善の兆しも SAF普及に向け製造も活発化

 荷動きの悪化が続いていた航空貨物業界に薄明かりがさし始めた。アジア発の航空貨物量は9月に増加に転じ、香港や上海発の運賃が上昇基調に。日本発着の物量も経由貨物の増加で改善傾向だが、続き

2023年9月5日

【記者座談会・海運この1カ月】 需給環境とコスト削減が下期の鍵 コンテナ船社、パナマ運河の動向も注目

 主要コンテナ船社の2023年上半期(1~6月)決算は、前年同期と比較して大幅な減益、ないしは赤字となった。一方で、足元では運賃上昇の兆しもある。下半期に向けて需給環境や運賃動向が続き

2023年9月4日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】航空荷動き鈍化継続、水産物規制 2024年問題で物流・自動車局発足

 輸出航空貨物の鈍化が続く中、中国・香港・マカオは日本産水産物の輸入規制措置を発動した。貨物量が多い香港向けが大きな焦点となる中、規制発動後に大きく取扱量が減少したフォワーダー(F続き

2023年9月1日

【記者座談会・航空この1カ月】荷動き悪化で貨物収入が半減 海外では貨物航空めぐり動きも

 荷動きの鈍化が続く航空貨物業界。8月初めまでに発表された航空各社の4〜6月期ないし1〜6月期決算では、物量の減少と運賃の急落で貨物収入が前年から半減している現状が明らかになった。続き

2023年8月3日

【記者座談会・海運この1カ月】 東西航路で運賃上昇、定着するか? 名古屋港へのサイバー攻撃契機に対策加速

 長らく下落が続いていた東西基幹コンテナ航路のスポット運賃に改善の兆しが出ている。アジア発北米向けでは各社が実施した運賃値上げ・運賃修復により、7月頭から上昇傾向にある。4月と6月続き

2023年8月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】23年航空輸出、2000年以降で最低も SC・貿易変化で大きな節目に

 停滞が続く輸出航空貨物量の2023年通年実績が00年以降で最低になる可能性も出てきた。半導体製造装置関連や自動車関連の回復も見られず、ピークシーズンが無いまま年末を迎える。荷主の続き

2023年8月1日

【記者座談会・航空この1カ月】航空貨物、市況がより厳しく SAF普及促進へ実証事業

 緩慢な荷動きに反転の兆しが見られない航空貨物業界。7月も前年割れの推移が続いたと見られるが、低水準の物量が定着したことで運賃の下落圧力が強まっている。今後の荷動きの回復が見通しづ続き

2023年7月5日

【記者座談会・海運この1カ月】 労使交渉やパナマ運河問題が焦点 北米コンテナ航路、荷動き・運賃動向は上向くか?

 北米発着のコンテナトレードは、先月から今月にかけて不安材料が顕在化した。運賃市況も6月頭に一時的に上昇したが、その後は下落傾向にあり、厳しい状況が続く。荷動きが伸び悩む中で、当面続き

2023年7月4日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】 航空貨物量、5月として2000年以降最低 物流政策発表、荷主・業界対応要請

 荷動きの停滞は続いており、輸出航空貨物量は5月単月実績としては2000年以降で最低を記録した。回復の兆しが見られない中、航空貨物として安定した荷動きが続く医薬品関連での投資が続い続き

2023年7月3日

【記者座談会・航空この1カ月】航空貨物、輸出入需要が急減 SAF普及促進の動きが活発化

 6月も国際航空貨物の荷動き鈍化が続き、アジア発の運賃も近年では最安値を更新して市況が着実にコロナ前に戻りつつある。日本発着では直近の5月実績から輸出入需要の深刻な落ち込みが見られ続き

2023年6月5日

【記者座談会・海運この1カ月】 コンテナ船社、1Qは大幅減益 減速航海でリードタイム長期化も

 主要コンテナ船社の2023年第1四半期(1~3月)決算が出揃った。昨年はコンテナ船市況の高騰により、記録的な好業績となったが、今年第1四半期は前年同期比で大幅な減益ないしは赤字転続き

2023年6月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】 NXHDが墺カーゴパートナー買収 航空輸出入低調、好転の兆し無し

 NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)がオーストリアのフォワーダー、カーゴパートナーの買収を発表した。外資系フォワーダー(FWD)が大型M&A(企業の合併・買収続き

2023年6月1日

【記者座談会・航空この1カ月】 日航、13年ぶりフレイター導入 SAF、貨物ネット予約の活用加速

 5月は日本航空が13年ぶりに自社フレイターを導入すると発表。今年度中にも中型のB767-300ER貨物改修機をアジア線で運航する。ANAホールディングスも日本貨物航空(NCA)を続き

2023年5月9日

【記者座談会・海運この1カ月】スポット運賃が下げ止まり コンテナ船市況、北米航路は運賃上昇

 コンテナ船運賃市況が下げ止まりつつある。コンテナ船社が実施した欠便効果などもあり、足元では消席率が上昇。アジア発北米向けでは4月15日の運賃修復・値上げが成功し、スポット運賃が上続き

2023年5月8日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】 航空輸出、主力品目停滞で3割減継続  新規制で半導体装置荷動き影響必至

 日本発の航空輸出貨物は前年同月比で3割前後のマイナスが続く。在庫の積み上がりが解消されず、自動車関連や半導体関連などの主力品目の落ち込みが目立つ。外資フォワーダー(FWD)大手の続き

2023年5月1日

【記者座談会・航空この1カ月】国際貨物の物量・運賃が再び下降線 欧米では貨物航空会社に動き

 昨秋から物量の減少と運賃の下落が鮮明になった国際航空貨物。アジアを中心に、需要期の3月こそ荷動きが戻る様子も見られたものの、4月は再び下降線をたどっているようだ。国際旅客便の復便続き