1. ニュース

記者座談会

2022年11月1日

【記者座談会・航空この1カ月】航空貨物運賃に下落圧力 大型貨物機の世代交代進む

 10月は国際航空貨物市場が年末商戦に向けたピーク期に突入したが、成田を含むアジアの主要空港の貨物量が前年から大幅減で推移。これまで底堅さを維持していたアジア発のスポット貨物運賃も続き

2022年10月5日

【記者座談会・海運この1カ月】続くコンテナ市況下落、安定化いつ 基幹航路巡る議論、再び活発化

 先月、米国では大手鉄道会社の労組によるスト懸念が急激に高まり、サプライチェーン関係者に強い緊張感をもたらした。最終的にストは回避されたが、一方で懸案の西岸労使交渉は依然続いており続き

2022年10月4日

【記者座談会・ロジスティクス この1カ月 】フェデックスが27億ドルの費用削減 スペース需給・運賃はまだら模様

 世界的な景気停滞の様相のなか、物流事業者は荷動き、航空、海上のスペース需給、運賃動向を注視している。足元ではいずれも国・地域や路線ごとにまだら模様の状況。フェデックス・コーポレー続き

2022年10月3日

【記者座談会・航空この1カ月】国際航空貨物、減退圧力強まる 日本でも国際旅客便復便へ

 国際航空貨物の荷動きが、好調だった昨年の同時期と比べて大きく落ち込む傾向が強まっている。既に7、8月と貨物量が2割減だった香港や仁川の後を追うように、堅調だった成田の貨物量も8月続き

2022年9月5日

【記者座談会・海運この1カ月】コンテナ船、ピークは越えたか 日本の次世代CT、見通しは

 コロナ禍で好調な業績が続いてきたコンテナ船マーケットにも、変化の兆しが現れている。スポット運賃は急速に下落しつつあり、一部の船社では直近の第2四半期(4~6月)の業績が第1四半期続き

2022年9月2日

【記者座談会・ロジスティクス この1カ月 】大手FWD、海外貢献で好決算 輸出航空貨物量は低迷続く

 日系物流事業者の決算では、フォワーディングと海外事業が好調だった。航空、海上フォワーディングの運賃高騰も実績を押し上げた。一方、足元の航空貨物市場では、輸出航空貨物量の減少が続い続き

2022年9月1日

【記者座談会・航空この1カ月】国際貨物、弱含みのまま横ばい 旅客復便で需給・運賃への影響は

 国際航空貨物は夏季の閑散期ということもあり、世界的に緩慢な荷動きが続いている。特に東アジアでは香港や仁川といった主要空港で7月の貨物量が2割減となるなど減少傾向が加速。成田は4月続き

2022年8月3日

【記者座談会・海運この1カ月】労働者の怒り、新たな物流懸念に 上海、ロックダウンから徐々に回復

 北米西岸港の労使交渉はこれまでのところスムーズに進んでいるものの、一方でこれまで予期されていなかったさまざまなストライキや抗議活動が活発化している。高いインフレやコロナ禍での負担続き

2022年8月2日

【記者座談会・ロジスティクス この1カ月 】米国港湾混雑でBCP拡充進む 大手FWD、航空貨物量確保も

 北米西岸労使交渉の推移に注目が集まる中、米国現地の日系物流事業者は、新型コロナウイルス禍でBCP(事業継続計画)として提供してきたサービスのメニュー拡充で備えている。一方、航空貨続き

2022年8月1日

【記者座談会・航空この1カ月】物量鈍化、航空貨物運賃に波及 新造大型貨物機の需要が拡大

 7月は世界的に航空貨物の物量が鈍化したまま推移したようだ。ウクライナ情勢、上海市のロックダウン(都市封鎖)と航空貨物の需給双方に下押し要因となるイベントが続いたことで物量の鈍化が続き

2022年7月5日

【記者座談会・海運この1カ月】コンテナ市況、下落は続くのか 欧州ストなどなお混乱の火種も

 海上コンテナマーケットは、上海ロックダウン解除後も目立った反転が見られず、東西主要航路ではスポット運賃の下落傾向が続いている。インフレによる景気への懸念と合わせ、混乱正常化がこの続き

2022年7月4日

【記者座談会・ロジスティクス この1カ月 】航空荷動き鈍化で見極め苦慮 エクスプレスで欧米路線拡充

 航空貨物の荷動き鈍化に伴い、運賃相場では、一部でスポットとファイルレート(長期契約運賃)の値差が縮まっている。需要と運賃相場の先行きが不透明の中、フォワーダー(FWD)は航空会社続き

2022年7月1日

【記者座談会・航空この1カ月】荷動き鈍化で運賃も下落基調に IATAは22年に過去最高を予想

 6月は国際航空貨物の荷動きに鈍化傾向が鮮明に見られた。世界的に5月の物量が減少基調を強めたほか、6月は運賃も下落に転じている。6月に上海市のロックダウン(都市封鎖)が解除されて荷続き

2022年6月3日

【記者座談会・海運この1カ月】北米内陸向けで再び混雑悪化懸念 日米間で新規船社参入の動き

 米国内で再び鉄道貨物の滞留が懸念され始めている。繁忙期に向けた荷動きの増加、上海ロックダウン(都市封鎖)の解除に伴って再び混雑が悪化する可能性があり、西岸労使交渉の先行きも依然不続き

2022年6月2日

【記者座談会・ロジスティクス この1カ月 】KWE、日立物流がTOBで新体制 中国都市封鎖で荷動き鈍化

 近鉄エクスプレス(KWE)および日立物流で株式公開買い付け(TOB)が行われる。いずれも親会社都合で行われるもので、KWEは近鉄グループを牽引する立場となる。一方、日立物流は米投続き

2022年6月1日

【記者座談会・航空この1カ月】国際航空貨物、マイナスの期初 外航は提携拡大、統合も

 5月初旬までに発表された邦人航空各社の2022年3月期(前期)決算では、いずれも国際貨物事業が大幅増収だった。23年3月期(今期)も旅客便の減少や海上輸送の混雑が直ちに正常化する続き

2022年5月9日

【記者座談会 海運この1カ月】 西岸労使交渉へ、高まる緊張感 日本港湾、貨物回復もなお隻数減

 今月から始まる北米西岸の労使交渉に向け、物流業界関係者の緊張感が高まっている。北米港湾の混雑は最悪期を脱したかに見えるが、交渉そのものの先行きに加え、中国のロックダウンの影響など続き

2022年5月6日

【記者座談会 ロジスティクスこの1カ月】上海ロックダウンで物流混乱 航空、長期契約運賃が上昇

 中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)が国際物流に大きな影響を与えた。現地の社会活動が大きく制限される中、物流混乱が続き、日本と上海浦東間の航空貨物輸送が難しい事態となった。一方続き

2022年5月2日

【記者座談会・航空この1カ月】上海、欧州線の供給減続く 「脱炭素化」取り組み拡大

 4月は中国・上海市でロックダウン(都市封鎖)措置が続き、航空各社は上海線の大幅な減便・運休を余儀なくされた。2月末のロシアによるウクライナ侵攻後、欧州線の供給も大きく減ったままで続き

2022年4月5日

【記者座談会・海運この1カ月】コンテナ船長期契約、大幅上昇 港湾春闘、妥結の見通しは

 大手コンテナ船社は2022年の業績見通しについて、21年並みないしそれを上回る水準を予想している。長期契約運賃は大幅に上昇しており、予想が実現する可能性はそれなりに高そうだ。一方続き