2022年4月4日
ロシアのウクライナ侵攻により欧州を巡るサプライチェーン(SC)が混乱した。国際航空輸送のスペースは縮小し、料金が高騰する中、フォワーダー(FWD)は代替輸送ルートやスペース確保を…続き
2022年4月1日
3月は世界情勢の変化を受けて、航空貨物業界にとっても激動の月となった。まず、3月初めにはロシア・ウクライナ情勢を受け、ロシア上空を飛行できなくなった日欧線の供給量が半減。下旬には…続き
2022年3月3日
コンテナ市況は依然として活況が続く。年内の正常化は困難との見方が広まりつつあり、旺盛な荷動き需要そのものが落ち着くまでは改善を見込むことは難しい情勢だ。ロシアによるウクライナ侵攻…続き
2022年3月2日
主要上場物流企業の2021年4~12月期決算が出そろった。国際輸送の需給ひっ迫による運賃・販売価格の上昇もあり、増収増益の企業も目立った。荷動きでは航空輸出貨物量が14カ月ぶりに…続き
2022年3月1日
日本発着の航空貨物は、閑散期に入って重量・運賃とも下落傾向を見せているが、引き続き高水準の取り扱いを維持。“春のピーク”となる3月は再び荷動きの活発化が見込まれるが、7年ぶりの高…続き
2022年2月3日
2022年に入ったが、コンテナ物流を巡る混乱はなお昨年と変わらず続いている。状況は一進一退を繰り返しており、荷動き需要が減少するまで事態の打開を望むことは難しそうだ。一方、混乱の…続き
2022年2月2日
ヤマトホールディングス(HD)と日本航空は2024年4月から日本国内でフレイターの運航を開始すると発表した。同月からトラックドライバーの時間外労働の上限規制(年間960時間)が適…続き
2022年2月1日
航空貨物輸送の供給量は外部環境の影響を受け続けている。米国での高速通信規格「5G」サービス開始に伴い、電波干渉の可能性が懸念され、邦人航空会社は一時的に減便した。香港では貨物便乗…続き
2021年12月28日
2050年カーボンニュートラル目標に向けて港湾分野でも脱炭素化に向けた取り組みが始動した。今年はカーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けて、各港で相次ぎ検討会が創設された…続き
2021年12月27日
コンテナ船業界にとって2021年は歴史的な年となった。コロナ禍2年目を迎え、世界的な港湾混雑や事故、コロナ対応の影響でコンテナ物流網は大きな混乱に陥り、改善の糸口はなお見えない。…続き
2021年12月24日
外資物流企業では大型のM&A(企業の合併・買収)が相次いだ。DSVによるアジリティの一般商業貨物部門買収、キューネ・アンド・ナーゲルのApexインターナショナル買収、ドイツポスト…続き
2021年12月23日
2021年は航空、海上ともに波乱続きのマーケットだった。昨年後半から激変した環境が元に戻ることはなく、運賃は空・海ともに上昇を続けた。航空は、北米向けの自動車関連を中心に“船落ち…続き
2021年12月22日
新型コロナウイルス禍で企業活動が段階的に再開する中、国内外とも主要空港での国際貨物量が大幅に増加した。日本では“成田集中”の構図が鮮明となり、成田空港の国際貨物量が過去最高水準で…続き
2021年12月21日
新型コロナウイルス禍で2年目も航空会社は航空サプライチェーン(SC)での需給ギャップの対応に追われた。国際線旅客便の大幅な減便・運休が続く中、旅客機貨物便などを運航し、回復する貨…続き
2021年12月3日
コンテナ船社の業績改善がさらに進んでいる。第2四半期(4~6月)から、スエズ運河の座礁事故と塩田港の混雑問題を機に一気に急騰したコンテナ市況は、第3四半期(7~9月)でピークに達…続き
2021年12月2日
航空、海上ともに仕入れ運賃と販売運賃が高騰する中、今春以降もスペースの確保に努めて国際輸送を続けてきたフォワーダー大手の2021年上期(4~9月)決算は、好業績が相次いだ。日本発…続き
2021年12月1日
邦人航空会社の2021年4~9月期決算では国際航空貨物事業が好調だった。引き続き、新型コロナウイルス禍での需給ギャップによる運賃高止まりと旺盛な国際貨物需要が反映された。機材面で…続き
2021年11月29日
中国・上海浦東国際空港での受託制限により、日本発着路線での供給量は不安定な状況が続いた。現地のハンドリング能力を踏まえ、航空会社は一部で復便を進めているが、供給量不足を抜本的に解…続き