1. ニュース

記者座談会

2023年4月5日

【記者座談会・海運この1カ月】市況正常化でも安定利益確保へ コンテナ船社、SC再構築で戦略に変化も

 コンテナ船社の2022年通年(1~12月)決算は、21年水準を上回り、過去最高を更新した船社が多かった。だが、昨夏ごろから荷動きの減退やスポット運賃の下落が急速に進み、第3四半期続き

2023年4月4日

【記者座談会・ロジスティクス・この1カ月】航空長期契約改定で運賃下落 成田空港外で大型物流パーク開発

 航空貨物の荷動きが停滞し、スペース需給が緩和する中、フォワーダー(FWD)と航空会社との4月改定の長期契約運賃(ファイルレート)は下落した。荷役など諸経費が上昇する中、収益の維持続き

2023年4月3日

【記者座談会 航空この1カ月】 成田空港が貨物地区の統合構想 日本発着でシカゴ貨物便が増加

 3月は将来の成田空港のあり方を議論する「新しい成田空港」構想検討会が中間とりまとめを発表。貨物地区は将来の統合も視野に、空港東側を有力候補地として新たに大規模な用地が割り当てられ続き

2023年3月3日

【記者座談会・海運この1カ月】コンテナ船社、4Qは減益相次ぐ 国内港湾の脱炭素化が加速

 主要コンテナ船社の2022年通年(1~12月)決算の発表が本格化している。これまでは四半期ごとに過去最高を更新するなど好調に推移していたが、足元の市況軟化を背景に第4四半期(10続き

2023年3月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1年】業績好調も、FWD見通し厳しく 成田空港外で施設開設の規制緩和

 フォワーダーの決算では荷動き減退の影響が出てきた。昨年前半までは海運、航空ともに荷動き、運賃とも一定レベルを維持していたため、決算の仕上がり自体は良いものの、後半に入り、航空貨物続き

2023年3月1日

【記者座談会・航空この1カ月】成田物量3割減でコロナ直後並みに 旅客便は復便がさらに加速か

 昨秋から荷動きの鈍化が顕著になった国際航空貨物だが、日本発着の1月の航空貨物量が総量で25%減、成田単独では33%減と落ち込みがさらに急加速した。中華圏の旧正月が明けた2月も大き続き

2023年2月3日

【記者座談会・海運この1カ月】2M解消で業界再編は起こるか? ゼロコロナ転換、中国生産回復に期待も

 コロナ禍における混乱期を経て、コンテナ船マーケットが正常化に向かう中、先月はMSCとマースクによる「2M」が2025年1月に解消するという話が明らかになった。今後、アライアンスの続き

2023年2月2日

【記者座談会・ロジスティクスこの1カ月】中国水際緩和も需要低迷で混乱なし FWD市場予測は荷動き低調

 中国が昨年12月7日、ゼロコロナ政策を撤廃し、今年1月8日から水際対策を緩和したが、昨年からの中国向けの需要低迷や春節(旧正月)もあり、フォワーダー(FWD)のオペレーションに混続き

2023年2月1日

【記者座談会・航空この1カ月】閑散期で物量・運賃の下落が加速か 貨物専用機は世代交代の節目に

 1、2月は国際航空貨物の物量と運賃がさらに一段落ちそうだ。昨年は世界の主要空港で夏場と秋のピーク期の物量が変わらない異例の市場環境が続いたが、今年の閑散期はコロナ後の好況期の終焉続き

2022年12月28日

【記者座談会・国内港湾この1年】港湾労働者不足対策が本格化 基幹航路の維持・拡大へ集貨施策加速

 コロナ禍に伴い、世界規模でサプライチェーンの安定化が課題となった。日本においても持続可能な港湾物流の実現が大きな課題となっており、今年は将来的な港湾労働者不足に対応するためのアク続き

2022年12月27日

【記者座談会・コンテナ船この1年】異例の好市況、急激に正常化へ 船社業績もピークアウト

 コンテナ船業界は今年、再び大きな変化に見舞われることとなった。コロナ禍の混乱ピークとともに始まった2022年だが、戦争やインフレ、コロナ感染対策などの逆風のなか、運賃市況は年後半続き

2022年12月26日

【記者座談会・ロジスティクスこの1年】好業績続くも需要減退の節目に KWE・日立物流がTOBで新体制

 新型コロナウイルス禍で続いてきたサプライチェーン(SC)混乱とマーケット高騰は沈静化傾向が見られるものの、今年も国内外の物流企業の好業績が続いた。M&A(企業の合併・買収)では昨続き

2022年12月23日

【記者座談会】フォワーディング・この1年 航空・海上とも運賃下落顕著に ウクライナ侵攻・都市封鎖で対応

 新型コロナウイルス禍3年目の航空、海上マーケットは前半と後半で様相が大きく変わった。前半は、ロシアのウクライナ侵攻、上海ロックダウン(都市封鎖)に加え、北米西岸港湾労使交渉も控え続き

2022年12月22日

【記者座談会・空港この1年】 旅客復便、空港現場に課題も 成田は貨物集中に緩和の兆し

 世界に先駆け、欧米では今夏、休暇シーズンの旅行需要に合わせた急激な復便が進められ、一部の国際空港で地上業務の対応が追い付かない場面があった。海外では新型コロナウイルスからの復興ム続き

2022年12月21日

【記者座談会・航空会社この1年】旅客復便で3年ぶり黒字化へ 国際貨物事業は23年が正念場

 2022年も激しい変化の連続だった航空業界。ロシアによるウクライナ侵攻や燃油価格の高騰、上海の都市封鎖などが旅客・貨物便の運航に大きな影響を与えたものの、秋からの水際対策の緩和で続き

2022年12月5日

【記者座談会・海運この1カ月】コンテナ市況急落、なお止まらず 韓国で貨物連帯のスト発生

 コンテナ市況の急落が続いている。東西主要航路では、運賃水準がほぼコロナ禍前の水準にまで下落。船社側は船腹削減を進めているが、急激な変化のスピードが上回っている状況だ。また労使問題続き

2022年12月2日

【記者座談会・ロジスティクス この1カ月 】越境EC輸入増で制度改正の方向性 税関発足150周年でスマート税関を

 税関が運上所から名称を変更して正式に発足してから150年を迎えた。税関行政の中長期ビジョン「スマート税関構想2020」の実現に向けたアクションプランが公表され、貿易情報のDX化に続き

2022年12月1日

【記者座談会・航空この1カ月】航空各社、旅客便の増復便加速 貨物収入は物量減も増収維持

 日本政府の水際対策の緩和に伴い、国際線旅客便の復便が進んでいる。10月には入国者数の上限撤廃が撤廃され、個人旅行も解禁されたことから航空各社が増復便計画を加速。この影響が含まれな続き

2022年11月4日

【記者座談会・海運この1カ月】正常化へ足取り早めるコンテナ市況 利用増える日本海フィーダー

 長らく高騰が続いたコンテナ市況が急速に正常化に向かいつつある。大手船社の業績はなお高水準だが、足元では運賃市況が急落しており、今後影響が顕在化しそうだ。また国内では日本海側内航フ続き

2022年11月2日

【記者座談会・ロジスティクス この1カ月 】不透明感の中で航空、海上変化 KWE、三井倉庫SCSがSAFで新規

 年末に向けて航空、海上とも需給に不透明感が漂う。航空では長期契約運賃が長距離路線で若干下落するが、高止まりは続く状態。海上は長距離航路のスポット運賃の相場感は9月以降、下落の勢い続き