1. ニュース

海運

2024年1月10日

コンテナ船腹量 MSCが100万TEU超を増強 マースクは過去1年で減少

 主要コンテナ船社は、昨年1年間で運航規模を拡大した。今年1月時点での上位15社の運航船隊は、1年前と比べて約8%増加した。特に運航船腹量を拡大しているのは1位のMSCで、自社船と続き

2024年1月10日

コンテナ船 旧正月まで運賃上昇続くか 欧州・北米向けで続伸

 コンテナ船のスポット運賃は先週末も上昇が続いた。上海航運交易所が公表するSCFIによると、1月5日付の上海発欧州向け運賃は前週比6.6%増の2871ドル/TEU、地中海向けが3.続き

2024年1月10日

明珍氏「七転び八起きでインフラ担う」 「ゼロエミ船で国際競争に勝つ」と金花氏、賀詞交換会で

 日本船主協会と日本造船工業会は5日に都内の海運ビルで新年賀詞交換会を開催した。船協の明珍幸一会長は航行安全や環境対応、人材確保などの課題に取り組む決意を示したうえで、「今年は環境続き

2024年1月10日

サイバーポート 港湾管理分野を順次運用開始 統計業務電子化へ

 国土交通省港湾局は10日から、港湾行政手続きや調査・統計業務の電子化・効率化を図る「サイバーポート(港湾管理分野)の運用を順次開始する。同日から甲種港湾166港中111港で港湾調続き

2024年1月10日

デンマーク/インド 脱炭素燃料でアライアンス マースクも参画

 デンマークとインドの両国は、持続可能なエネルギーソリューションに関する協力関係を強化するための「グリーン燃料アライアンスインド(GFAI)」イニシアティブを発表した。デンマークに続き

2024年1月10日

HMM 炭素排出量可視化で新ツール スコープ3の削減を支援

 韓国船社HMMは3日、サプライチェーンの全行程における炭素排出量を可視化するツール「Supply Chain Carbon Calculator」を公表した。同ツールの活用を通じ続き

2024年1月10日

神奈川倉庫協会、賀詞交換会 田留会長「作業効率化が一層重要に」

 神奈川倉庫協会は5日、横浜市内で新年賀詞交換会を開催した。あいさつに立った田留晏会長は「倉庫業界では、人口減少による労働力不足、デジタル化、働き方改革への対応などさまざまな課題が続き

2024年1月10日

【年頭あいさつ】日本海運貨物取扱業会・石黒明博会長 関係者全体でサイバーポート活用を

  国際海上コンテナ輸送は一時の混乱も収まり、サプライチェーンも正常に稼働している。これに関連して国土交通省では「新しい国際コンテナ戦略港湾政策の進め方検討委員会」を設置した。20続き

2024年1月10日

【年頭あいさつ】 鈴与・鈴木健一郎社長 ウェルビーイングを追求

 人手不足がさらに深刻化する中で、われわれが最も注力すべきことは、人を惹きつける魅力的な企業グループになることだ。そして、われわれが身を置く業界がそもそも報われる業界になることを目続き

2024年1月10日

【年頭あいさつ】日本長距離フェリー協会・尾本直俊会長 モーダルシフト一層推進

 新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に減少していた輸送需要が国民生活の正常化に伴って回復傾向にあるが、継続する燃料油価格の高騰などにより各社の経営環境は悪化したまま厳しい状況続き

2024年1月10日

ONE 福山港をウィークリー化 内航サービスで

 オーシャン・ネットワーク・エクスプレス・ジャパン(ONEジャパン)は9日、広島県の福山港発着の内航サービスを隔週配船からウィークリー化し、拡充する方針を発表した。寄港頻度を増やす続き

2024年1月10日

ONE インド―地中海航路を開始

 オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は今月からインド―地中海航路「IOM」を開始する。インド・パキスタンと地中海を結ぶサービスネットワークを強化する。昨今の紅海の状況続き

2024年1月10日

マースク 印タミル・ナードゥ州と提携 物流ハブの開発へ

 マースクとインドのタミル・ナードゥ州は7日、同州の貿易拡大に向けたパートナーシップを締結した。マースクは同州で物流ハブ用地の開発や、倉庫施設と電気トラック導入に向けた戦略的投資を続き

2024年1月10日

コンテナ船 11月の運航定時率は62% 60%台で推移

 海事調査会社シー・インテリジェンスによると、昨年11月における海上コンテナ船のスケジュール順守率は前月から2.5ポイント下落の61.9%となった。前年同月との比較では5.4ポイン続き

2024年1月10日

上海港 23年は4%増の4916万TEU 過去最高を更新

 コンテナ取扱量世界トップの中国・上海港の2023年実績は過去最高を更新した。上海国際港務集団(SIPG)によると、2023年のコンテナ取扱量は前年比3.9%増の4915万8000続き

2024年1月10日

長距離フェリー11月輸送実績、旅客13%増

 日本長距離フェリー協会がまとめた11月の長距離フェリー輸送実績は、旅客が前年同月比13%増の19万8932人、乗用車が4%増の6万5542台、トラックが1%増の11万1622台と続き

2024年1月9日

コンテナ船市況 運賃上昇基調でスタート 1月中旬に大幅値上げも

 2024年のコンテナ船マーケットは、東西航路の運賃が上昇する形で始まった。パナマ運河における水不足の影響や、紅海情勢の悪化によるスエズ運河から喜望峰経由への航路迂回を受けて、船腹続き

2024年1月9日

【インタビュー】斉藤鉄夫国土交通相 国が前面に立ち戦略港湾推進

 斉藤鉄夫国土交通相は運輸系専門紙の共同新春インタビューに応えた。国際コンテナ戦略港湾政策については、国が前面に立って集貨・創貨・競争力強化の3本柱を推進するとともに、特に東南アジ続き

2024年1月9日

邦船大手社長・年頭あいさつ 地政学リスクの高まりに対応

 邦船大手3社の社長は2024年の社内向けの年頭あいさつで、能登半島地震と羽田空港航空機衝突事故の被災者・犠牲者に対するお見舞いと復興への祈りの言葉を述べたうえで、今年の課題として続き

2024年1月9日

【年頭あいさつ】日本郵船・曽我貴也社長 アンテナ高く状況の本質を探る

 ようやくコロナによるパンデミックが収束したにもかかわらず、世界動向はますます混迷を極めている。出口の見えないロシア・ウクライナ情勢やイスラエル・ハマス間の紛争、フーシ派によるイエ続き