2016年5月24日
米国発の造語「ミレニアル世代(Millenials)」という言葉をよく耳や目にするようになった。大きく、2000年ごろに成人した世代、1980~2000年に生まれた世代をそう呼ぶ…続き
2016年5月23日
初めて徒歩で国境を越えた。香港から広東省深圳へと抜ける陸路だ。厳密に言えば「国」境ではないのだが、大陸駐在としてはパスポートにスタンプを押される香港は国外の感覚だ。…続き
2016年5月19日
改正SOLAS条約の発効に伴い、海上輸出コンテナの総重量証明が7月1日から義務付けられる。国際海上コンテナ輸送の安全確保のため、荷送人は条約に定められた方法で実入りコンテナの総重…続き
2016年5月18日
先週はベトナムを訪問していた。街並みや道路の混雑具合、あるいは日本では考えられないような交通の混沌ぶりは東南アジアならではの眺めかも知れない。しかし、あくまでも印象論に過ぎないも…続き
2016年5月17日
今期は複数の大手物流企業が新中期経営計画をスタートさせている。産業・品目別の貨物強化など、従来の方針は残しつつ、新たな試みを始めるところも多い。 近鉄エクスプレスはこれまで、…続き
2016年5月16日
先日、取材で鹿児島県を訪れた。日本有数の畜産地帯である同県は、肉用牛の飼養頭数で北海道に次ぐ全国2位、豚の飼養頭数は全国トップとなっており、日本が誇る銘柄豚や銘柄牛を生産している…続き
2016年5月13日
先月14日夜に発生した熊本地震を受けてまず、被災者の安否とともに、有事の際に支援物資輸送の受け入れ拠点となる港の被災状況が気になった。仙台塩釜港など北日本太平洋側の港湾が一時、巨…続き
2016年5月11日
晩夏はいつも何やら哀愁が漂う。夏の終わり、は虫の鳴き声で感じ取ることができる。夏の盛りに鳴いていたミンミン蝉や油蝉。やがて夕方にはカナカナが鳴き始める。朝、デッキにカナカナが仰向…続き
2016年5月10日
世界貿易機関(WTO)が先月発表した2015年の世界貿易の概況によると、世界の貿易額(名目、輸出額ベース)は約13.2%減の16兆4820億ドルと大幅な前年割れだった。リーマン・…続き
2016年5月9日
ゴールデンウイーク期間中、地元の長崎および小倉に加え、大分を訪れた。地震に慣れていない土地柄だけに家族、親戚からは、「逃げ方が分からん」「子供が不安に感じているよう」との声を聞い…続き
2016年5月6日
国土交通省は2020年までの機能強化により、羽田空港の発着枠を年間3.9万回増加させる方針。そのための施策として、都心上空の新飛行経路の設定を盛り込んでいる。 羽田空港の機能…続き
2016年5月2日
国際海事展「SEA JAPAN 2016」が閉幕した。隔年開催で、今回で12回目。国内外の舶用工業メーカーが多く出展している。今回、初めて出展した企業だけでなく、久しぶりに出展し…続き
2016年4月28日
物流企業では新たな中期経営計画を開始しているところも多い。成長は海外で、特にアジアに求めるというところは、従来以上に各社が明確な姿勢を打ち出している。そこでは現地法人の独自ビジネ…続き
2016年4月27日
「人は花に咲けという。花も人に咲けという。」 丸山健二 軽井沢の亡兄のアトリエの庭で、三種の白い花を見た。軽井沢の町木となっているコブシ。まだ春浅い頃から可憐な白い…続き
2016年4月26日
物流に限らず、将来の産業の進化を考える上で、その未来像は全て「もしAが実現できれば便利だ」「Bを立証すればAが可能だ」というような仮定の話から始まり進展する。つまり、新技術を利用…続き
2016年4月25日
正直、またかと思った。震災というべき熊本地震での支援物資の供給問題のことだ。県庁などに全国から集まった物資が山積みになる一方、食べ物にこと欠く避難所もあるという。企業や自治体が支…続き
2016年4月22日
中国初の経済特区、広東省深圳市。二十数年にわたって長らく“世界の工場”の先陣を担い、電気製品などの一大輸出拠点として栄えてきた。今週、そんな…続き
2016年4月21日
コンテナ船業界において、アライアンス再編問題と並行して注目が集まっているのが経営危機に揺れる韓国・現代商船の行方だ。先日、証券子会社の保有株式を約1180億円で売却して手元の流動…続き
2016年4月20日
海事産業でIoT(インターネット・オブ・シングス=もののインターネット化)やビッグデータなどの情報技術活用の機運が高まっている。コンピューターやセンサーの高度な技術を前提とする自…続き
2016年4月19日
拡張パナマ運河が6月下旬に開通する。これにより従来よりも大型の船舶が通航できるようになり、投入船型や各社の航路戦略も大きく変わることになる。コンテナ船事業においても、パナマ運河経…続き