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コラム

2013年2月19日

【展望台】気を抜けない東アジア情勢

 2月9日は旧暦の大みそかで、この日の夜の上海は花火と爆竹が怒濤(どとう)のように鳴り響いた。公園内ならまだしも、夕刻7時を過ぎると表通りの1車線が勝手に占領され、そこからロケット続き

2013年2月18日

【展望台】恩義に報いる古臭い男

 根本的な疑問がある。取材先の方々はなぜ、筆者を含む記者に重大な秘密を教えてくれるのか。事業の拡大や新サービスの開設など、明るい話題ならば分かる。特定の新聞社に意図的に情報を流せば続き

2013年2月14日

【会計士の見た上海20年<駐在員の喜怒哀楽>(22)】ミャンマー報告(6)

 【12月14日(金)続き】  以下は、JETROヤンゴン事務所の山口アドバイザーからのヒアリング内容です。 ▽ミャンマーの現状 ・11月だけで800社の訪問があった。山口氏続き

2013年2月8日

【展望台】海外リスク、認識共有を

 先月、アルジェリアで起きた人質事件で、プラント建設大手・日揮の社員ら日本人10人が犠牲になった。この事件、記者の知見が浅すぎることも手伝って、報道だけではそもそもなぜ起きたのかも続き

2013年2月7日

【展望台】「おいしい食材」と「熱気」

 山笠用ハッピ500円、山笠用シメコミ500円、山笠用ステテコ・下着用ステテコ310円。博多出張時に宿泊したビジネスホテルのクリーニング料金で博多名物の祭り「博多祇園山笠」に関する続き

2013年2月6日

【会計士の見た上海20年<駐在員の喜怒哀楽>(21)】ミャンマー報告(5)

【12月13日(木)続き】  引き続き、みずほコーポレート銀行野中所長からのヒアリング内容です。 ▽金融、為替管理 ・三重為替相場の解消と管理変動相場制への移行  続き

2013年2月5日

【展望台】誰がプリントしたのか

 戦争写真家、ロバート・キャパの伝説の写真をめぐるテレビ番組が先日放送された。1930年代後半のスペイン内戦でキャパが撮影したとされる「崩れ落ちる兵士」という作品をめぐって、日本人続き

2013年2月4日

【展望台】「モノ作り」も大事だが

 日本自動車工業会(JAMA)のサイトを見ていて、「お?」と一瞬目を疑った。自工会担当の一般紙記者が持ち回りで担当する「記者の目」欄で、毎日新聞の高橋慶浩記者がなかなか厳しい批判を続き

2013年2月1日

【展望台】色とりどりの大気汚染

 ある日は「きょうはオレンジだった」と少し残念そう。次の日は「きょうは黄色だよ」と笑顔で。また別の日は「きょうは紫だったから」と沈んだ調子。最近、上海日本人小学校に通う娘がそんな報続き

2013年1月31日

【会計士の見た上海20年<駐在員の喜怒哀楽>(20)】ミャンマー報告(4)

【12月13日(木)続き】  CAPSTONE GROUPのトゥン会計士の説明によると、企業会計は2003年3月に公表されたミャンマー会計原則が適用されるが、その内容は国際会計続き

2013年1月29日

【展望台】未来は自力で切り開く

 上昇したら憂慮が増幅、安くなればまた別の懸念が発生。一体、何が適正なのか、一喜一憂の「為替相場」。最近は1ドル=90円台に。原油などの輸入品価格が上昇し社会にマイナス影響をもたら続き

2013年1月28日

【展望台】定航トップの言葉から見た今年

 2013年が始まった。総じて厳しい事業環境が続くと見られているが、厳しいながらも先行きに若干の明るさも感じることができるのは、需給ギャップがある中でも回復に成功したという昨年の実続き

2013年1月25日

【展望台】下心から技術進歩と発展

 先日、映画『007シリーズ』の最新作が公開された。アクション映画には関心が薄い方なのだが、スパイ作品には少しワクワクを感じてしまう。サスペンスや巧妙な手口などもそうだが、ほんの少続き

2013年1月24日

【展望台】固定観念に縛られる新聞

 「記者は半歩先も見えない」。米国ニクソン政権下の外交で活躍したヘンリー・キッシンジャー氏は、記者を煙に巻いて展開した神出鬼没の“忍者外交”を誇るかのように続き

2013年1月23日

【会計士の見た上海20年<駐在員の喜怒哀楽>(19)】ミャンマー報告(3)

【12月12日(水)】  朝起きてNHKワールドをつけると、北朝鮮がミサイルを発射したとのニュースが飛び込んできた。フィリピン沖に着弾したようだが、英語のため成功したのか失敗した続き

2013年1月22日

【展望台】気になる日中外交の展開

 昨年11~12月にかけて日中韓と3国のトップ(中国は共産党総書記)がみな入れ替わり、新年を迎えてギクシャクしていた外交がどうなるか強い関心事である。年末の日本の安倍政権誕生後、や続き

2013年1月21日

【展望台】埠頭会社の産声と未来

 年初から私事で恐縮だが、妻の尻に敷かれている。日々のゴミ出しや皿洗いは最低ライン。2歳になる娘の風呂入れ、歯磨きを平日から毎晩こなした上、休日に至っては、妻子の寝息を横目に忍び足続き

2013年1月18日

【展望台】物量回復後の影響に懸念

 日本発の航空貨物の物量減が止まらない。昨年12月の日本発全体の輸出混載重量は2カ月連続の7万トン割れが見込まれるなど、近年では最低水準の推移が続く。一昨年の2011年末は、タイの続き

2013年1月17日

【展望台】「考え続ける力」を今こそ

 「入社して初めて大入り袋が配られたんですよ。一人当たり1000円ですけど、皆、明るい雰囲気のまま年を越せそうです。7月の参議院選挙までにいかに稼げるかが勝負です」。中小証券会社に続き

2013年1月16日

【会計士の見た上海20年<駐在員の喜怒哀楽>(18)】ミャンマー報告(2)

【12月11日(火)】  昨晩のお礼も兼ね9時にアリア・グループを訪ねる。川村弁護士にオフィスを案内してもらったが、400平方メートルの事務所に約100人のスタッフを抱え、サー続き