1. ニュース

海運

2020年11月12日

【激変・コロナ禍の国際物流】シンガポール港混雑、急速に悪化 遅延・抜港が増加、運賃にも上昇圧力

 アジア最大のハブ港、シンガポール港で港湾混雑が急激に悪化している。輸送量の急増でコンテナヤードが逼迫しており、「入港まで4~5日待ちは当たり前の状況になっている」と船社関係者は指続き

2020年11月12日

【連載】国際フェリー・RORO船の活路<中> シャーシの相互通行実現が鍵

 国際フェリー・RORO船サービスは欧州地域で広く浸透する。一方で、日本発着の製品輸送ではコンテナ航路の利用が主流となり、国際フェリー・RORO航路の利用は限定的だ。この差について続き

2020年11月12日

データマイン・米国東航荷動き<10月> 23%増の179万TEU、累計でも増加に転じる

 米国のデカルト・データマインが11日発表した今年10月のアジア主要10カ国発米国向け東航荷動きは前年同月比23.3%増の179万1180TEUと4カ月連続増加し過去最高となった。続き

2020年11月12日

データマイン・米国発西航荷動き<9月> 2%減の46万TEU 台湾2割減

 米国のデカルト・データマインが公表した統計によると、今年9月の米国発アジア主要10カ国向け荷動きは前年同月比1.6%減の46万3425TEUとなった。中国は5カ月連続で2桁増と好続き

2020年11月12日

名港海運<20年4~9月期決算> 売上高16%減、営業益54%減

 名港海運の2020年4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比15.5%減の304億4800万円、営業利益が53.8%減の11億4500万円、経常利益が46.9%減の15億8600続き

2020年11月12日

日本トランスシティ<20年4~9月期決算> 売上高5%減、営業益7%減

 日本トランスシティの2020年4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比5.0%減の480億5800万円、営業利益が7.3%減の15億4400万円、経常利益が12.8%減の19億6続き

2020年11月12日

舞鶴港オンラインセミナー 日通、シベリア鉄道利用を紹介

 「京都舞鶴港オンラインセミナー」が10日、開催された。舞鶴-浦項(韓国)-ウラジオストク間に9月、国際直航フェリー航路が開設されたことを受けて、利用促進を図るため、セミナーを開催続き

2020年11月12日

PIL 裁判所に債務交渉期間の延長申請

 シンガポール船社のPILは今月10日、シンガポール高等裁判所に対して、複数の債権者との間で進めている資金調達スキームについて検討会合を開催するための申請を行ったと発表した。PIL続き

2020年11月12日

名古屋港 弥富ふ頭第1貯木場を分譲公募

 名古屋港管理組合は10日、名古屋港弥富ふ頭第1貯木場埋立地の分譲公募を実施すると発表した。公募予定地の所在は愛知県弥富市楠2丁目75-3で、分譲面積は約2ヘクタール。  公募続き

2020年11月11日

【連載】国際フェリー・RORO船の活路<上> コロナ禍の航空代替需要で再評価

 「海より速く、空より安い」。国際フェリー・RORO船サービスは、海上コンテナ輸送より高速で、航空輸送よりも安く輸送できる中間商品として東アジアでも存在感を高めた。だが近年は、大型続き

2020年11月11日

全米小売業協会 7~10月の輸入実績、過去最多を更新

 全米小売業協会(NRF)によると、今年の7~10月のピークシーズンにおける小売関連コンテナ貨物の輸入量は、過去最多であった2018年同期の記録を6.1%上回り、810万TEUにな続き

2020年11月11日

茨城港・常陸那珂港区 20年茨城産米の輸出がスタート 星港向けに出荷

 茨城県内の輸出米生産者や関係機関で構成される茨城県産米輸出推進協議会(小林稔会長)は9日、2020年産の輸出米の出荷式を開催した。第1便として多収品種の「ほしじるし」25トンを4続き

2020年11月11日

英国港で混雑悪化 寄港キャンセル、サーチャージ導入も

 サザンプトンやフェリクストウ、ロンドン・ゲートウエーなど英国主要港で混雑状況が悪化している。悪天候や輸入貨物の急増、新型コロナウイルス対策に伴うターミナル荷役能力の低下、内陸向け続き

2020年11月11日

首相 3次補正の編成を指示 供給網強靭化と環境対応・デジタル化を加速

 菅義偉首相は10日の閣議で、追加の経済対策の取りまとめと、政府の2020年度第3次補正予算の編成を指示した。経済対策は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策と、コロナ後の経済構造の続き

2020年11月11日

JPFC 今年末に活動停止し解散へ 64年の歴史に幕

 日本-フィリピン運賃同盟(JPFC)は10日、JPFCの活動を停止し、今年末で解散すると発表した。JPFCは1956年に設立、今年で64年目となっており、この歴史に幕を下ろすこと続き

2020年11月11日

16日に名古屋港水際・防災対策連絡会議

 国土交通省中部地方整備局は16日、名古屋港水際・防災対策連絡会議を開催する。高潮・高波の来襲や、新型コロナウイルスの感染拡大、ヒアリといった特定外来生物への対応策について同港の関続き

2020年11月11日

清水港、10月は5%減の3.7万TEU

 清水港の10月の外貿コンテナ取扱量は前年同月比5.4%減の3万7415TEUとなった。輸出は0.6%増の1万9227TEUと微増だったが、輸入は11.1%減の1万8188TEUと続き

2020年11月11日

港湾データ連携基盤、API仕様を公表

 国土交通省港湾局は9日、年内に構築予定の港湾関連データ連携基盤(港湾物流)について、港湾物流事業者などが保有する個々の物流システムとAPI接続するために必要な仕様を公開した。AP続き

2020年11月10日

サンスターライン 複合一貫輸送で新規案件が増加 航空の代替需要を取り込み

 パンスターの日本総代理店サンスターラインは、日韓間の国際RORO船と韓中フェリーを組み合わせた複合一貫輸送サービス「パンスター・コリア・ランド・ブリッジ(PKLB)」の新規輸送案続き

2020年11月10日

【検証】コンテナリゼーション2.0<下> “社会の公器”へ新たな目標設定急務

 「今年の前半までは、自助努力の結果として改善してきたという実感が確かにあった。しかし、それ以降は現実感がなくなってしまった」。今年のコンテナ船市況について、ある船社関係者はそう振続き