1. ニュース

コラム

2024年7月2日

【展望台】ターミナルとコンテナへの投資

 2024年も半分が過ぎた。コンテナ船業界では昨年末から中東情勢の悪化に伴い、紅海・スエズ運河から喜望峰経由への迂回が始まった。今年上半期(1~6月)は迂回を契機とした需給の引き締続き

2024年7月1日

【展望台】東京の舟運

 5年ほど前に、隣町の目黒川沿いに船着き場ができた。なぜ今こんなところに船着き場ができたのだろうと不思議に思ったが、災害時の防災桟橋としての活用も想定しつつ、平常時は観光船などが発続き

2024年6月28日

【展望台】クルーズとバス・ドライバー不足

 ドライバー不足というと、「物流の2024年問題」でトラック業界が多く取り上げられるが、バスのドライバーも不足している。ニュースで、市町村を走る路線バスが減便し、利用している住民か続き

2024年6月27日

【展望台】税関で異なる対応の見直し

 税関保税部門は、貿易円滑化に向けたスローガンとして、「利用者視点を意識した保税の“SMART”な対応」を掲げる。税関の使命である「貿易の円滑化」に加え、「安全・安心な社会の実現」続き

2024年6月26日

【展望台】消費地や産地の変化

 夜間に東の空を眺めると、羽田空港を発着する航空機のランプが点滅している光景が目に飛び込んでくる。コロナ禍の収束後、その数が多くなっているのを実感する。羽田空港は2010年の再国際続き

2024年6月25日

【展望台】コロナ禍を思い出す

 「コロナ禍以来の混乱状態です」――ある船会社の方の言葉だ。昨今のコンテナ海上運賃の急騰を受けて、関係者からは当時を振り返る声をよく聞くようになった。新型コロナウイルスの感染者が日続き

2024年6月24日

【展望台】港の扉

 フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!。春は街中で明らかに新社会人だと思われる人たちを見かけることが多かったが、それが減ったのも夏の扉が開いた合図なのかもしれない。  さて最続き

2024年6月21日

【展望台】試行錯誤しつづける

 北海道など国内の一部空港で、外国航空会社の新規就航便などに、航空ジェット燃料を供給することが難しいケースが生じているようだ。インバウンド需要が牽引している部分は大きいが、グランド続き

2024年6月20日

【展望台】市況混乱と人材確保

 人手不足がいわれて久しい。国際物流分野では、コロナ禍の市況混乱期に業務量過多の状態がゆうに2年半以上にわたり、継続した。海上貨物のブッキングだけで日が暮れ、航空チャーターの手配が続き

2024年6月19日

【展望台】新たな産業の起点となる場所

 先日、日本郵船と日本海洋事業が今年4月に秋田県男鹿市内に開設した洋上風力発電向け訓練センター「風と海の学校 あきた」の開所式を取材した。同センターは男鹿半島にある秋田県立男鹿海洋続き

2024年6月18日

【展望台】価値創出へ、どう組み合わせるか

 業界団体の懇談会で、よく聞かれるし、記者としてもよく聞くのは市況の見通しについて。先日あった会では、マーケットが大きく改善するとの声は聞かれず、景気の悪さを嘆く会話が多かった中で続き

2024年6月17日

【展望台】トラックドライバーの流出を防ぐには

 物流の2024年問題がスタートして2カ月が経過した。4月前後はテレビや新聞などのマスメディアでもこの話題がよく取り上げられていたように思う。そんな中、気になる記事を見つけた。トラ続き

2024年6月14日

【展望台】誕生日に酢豆腐

 いつもと違う日には、いつもと違うものが目に入るらしい。  先日、誕生日を迎えた。特に予定らしい予定はなかったが、職場から家に直帰するのは味気ない。いつものガード下の立ち飲み続き

2024年6月13日

【展望台】「買い負け」への危機感

 「興味を持つ人間が少なくなった業界は、徐々に廃れていく」。最近、複数の取材先でこのような言葉をいただいた。物流は動いていることが当然と思われている。血液と同じで、止まった時には甚続き

2024年6月12日

【展望台】遺構と自然が調和

 横須賀港の沖合にある「猿島」に先日余暇で訪れた。猿島は東京湾に浮かぶ唯一の自然島といい、面積は横浜スタジアムのグラウンドの約4倍程度の大きさ。猿島には、記念艦「三笠」が静態保存さ続き

2024年6月10日

【展望台】オントラックを継続できるか

 環境省はこのほど、2022年度の温室効果ガス(GHG)排出・吸収量を発表した。22年度のGHG排出量は約11億3500万トンで、21年度比で2.5%減、13年度比では19.3%減続き

2024年6月7日

【展望台】新規の大型貨物機が無い時代

 世界の航空マーケット環境を説明するとどうなるか。需要は世界的に回復傾向にあり、中国発越境eコマース(EC)、半導体製造装置、航空機エンジンなどがけん引している。海上輸送の紅海迂回続き

2024年6月6日

【展望台】2024年問題と国内航空輸送

 「空港の現場において、足元で目立った変化はないが、これからの動向を様子見しているという印象が強い」。国内航空貨物を多く取り扱う空港の関係者からは、こんな声も聞かれる。トラックドラ続き

2024年6月5日

【展望台】「こんせんくん」を見て思うこと

 我が家では生協が行っている宅配サービス、パルシステムを利用している。エレベーターがない雑居ビルの4階へ引っ越したのを機に食料品の配達をお願いするようになったのだが、これがかなり便続き

2024年6月4日

【展望台】想定していない災害にも

 先日、離れて暮らす兄が家族間で災害時にコミュニケーションを取るためのアプリを紹介してきた。震度5以上の地震発生時に家族の位置情報が共有されるそうだ。これまで企業や業界のBCP(事続き