1. ニュース

コラム

2023年6月29日

【展望台】運賃以外でコロナ前に戻るもの

 「これまで“貸し”ていた分を返してもらわないと、なんて言われていますよ」と大手航空フォワーダーの営業担当はぼやく。航空貨物の運賃が高騰した過去3年、多くの物流業者は利ざやが大きく続き

2023年6月28日

【展望台】本当の自分に目を向けろ

 「やっぱり、航空が好きだから今の仕事についたのですか?」と、航空貨物上屋でドキュメント業務に携わる方に問いかけた。「そうですね。あとは(自分の)体力も考慮して選びました」。その方続き

2023年6月27日

【展望台】低遅延が鍵を握る

 有線イヤホンを利用している人がずいぶんと減ったように思う。電車内を見渡しても、ワイヤレスイヤホンをつけている人が多い。私自身も移動時はワイヤレスイヤホンを愛用している。一方で、今続き

2023年6月26日

【展望台】持続可能な海コンドレージを

 「海コン輸送はドライバーにとって花形の仕事だったんですけどね」。あるコンテナドレージ関係者はこう嘆く。かつては収入も高くて稼げる職種であったため「花形」と言われる職業だったが、待続き

2023年6月23日

【展望台】離れていても

 離れて暮らしている家族に久しぶりに会うと、その変化に驚くことがある。例えば、甥っ子たち。少し会わないうちにこんなに大きくなったのか、こんなに速く走れるようになったのかと、嬉しい驚続き

2023年6月22日

【展望台】航空貨物で生鮮の存在感高まる

 国際航空貨物の荷動き、運賃が限りなくコロナ前水準に向かっている。TACインデックスによると、直近の6月12~18日の香港発・シカゴ向けの航空貨物運賃は今年最安値の4.4ドルをつけ続き

2023年6月21日

【展望台】「ながれる雲よ 舞うかもめ」

 世界税関機構(WCO)と万国郵便連合(UPU)による初の合同グローバルカンファレンスが今月6~8日にかけて都内で開催された。約80カ国・地域の税関および郵便事業体の関係者約300続き

2023年6月20日

【展望台】転じる空の景色

 国・地域によって国際航空旅客需要の回復にばらつきがみられる。2022年から急速に回復した欧米の勢いほどには、日本の需要が回復していないように感じられる。空港の受け入れ体制の確保と続き

2023年6月19日

【展望台】新造船は沢山の想いを乗せて

 海沿いを走る山陽本線に揺られて30分。曇天の瀬戸内海は自分の心模様を映しているようだった。前の晩、出張先の広島県でなんと、財布を落とした。幸い親切な方が拾って警察に届けてくださっ続き

2023年6月16日

【展望台】仕事と家族

 セミナーや総会、懇親会など多くの業界関係者が集う場で、ラッキーだと思うことの1つが女子トイレが空いていること。大してラッキーというほどではないかもしれないが、イベント会場やデパー続き

2023年6月15日

【展望台】「知らない」が生む危険を防げ

 今朝、ゴミ収集車から発煙しているニュース映像を見た。原因はスプレー缶か、リチウム電池か。火元が特定できなければ、水をかけたほうが良いのかどうかもわからない。手元に消火器が無ければ続き

2023年6月14日

【展望台】ゲームの技術が物流にやって来る

 最新鋭の技術。そう言える取材を国内で初めてしたのは、2017年のいまごろだった。ニトリの物流子会社、ホームロジスティクスの物流センターで、当時日本初導入だった自動倉庫型ピッキング続き

2023年6月13日

【展望台】仕事の魅力の発信

 大型連休中は実家に帰り、祖母と一緒に山菜取りや夏野菜の苗植え、稲苗の水やりなどに汗を流した記者。山では食べごろの山菜を見逃し「どごさ目がついったんだ(どこに目が付いている)」とど続き

2023年6月12日

【展望台】サステナブル時代に航空貨物は

 日本発着の航空貨物の落ち込みが続く。5月の大手フォワーダーの航空輸出混載重量は対前年で3割前後のマイナスとなっている。日本発全体では17カ月連続の前年割れで、6万トン弱程度だった続き

2023年6月8日

【展望台】消える、できる。

 国道の長いトンネルを抜けるとダムだった――。以前このコラムで記者は運転が好きだと書いたと思うが、今でも休日になると時々、一人で車を走らせて可能な限り遠くへ出かける。5月中旬には群続き

2023年6月7日

【展望台】2024年問題で人材獲得はさらに激化

 大手住宅メーカーの積水ハウスは5月29日、2025年4月入社までの高校卒業予定者を中心とした“住宅技能工”の採用計画を発表した。24年4月入社では、今期の2.4倍の95人、25年続き

2023年6月6日

【展望台】公共財としてのコンテナ統計

 コンテナ物流の動向を把握するためには、客観的かつ信頼できる統計が重要な役割を果たす。米国発着などの主要トレードでは、コンテナ荷動きに関する統計が定期的に公開されているが、日本発着続き

2023年6月5日

【展望台】はたらけどはたらけど

 4月13日は、明治の歌人・石川啄木の命日「啄木忌」だった。啄木は26歳で夭逝する直前まで、東京朝日新聞に勤めていたことで知られている。それ以前の漂泊時代にも、北海道の函館や釧路の続き

2023年6月2日

【展望台】平時のスペースをどうするか

 国際航空貨物の荷動き鈍化が継続している。中華圏の旧正月を主因に、年初から大きく物量を落とした日本発着の航空貨物総量は、需要期の3月に30万トンに迫って昨秋並みを回復していた。しか続き

2023年6月1日

【展望台】荷主は何を学んだか

 新型コロナウイルス禍でいつも違和感を持っていた。国際航空旅客便の大幅な減便・運休と海上混乱でスペース需給が逼迫し、運賃の高騰が続く中、フォワーダーからは荷主とのスペース・運賃交渉続き